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ブラック企業がなくならない理由

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

そもそも、なぜ日本にはブラック企業が存在するのでしょうか…?

「ブラック企業大賞」などで晒され、「働き方改革」がメディアで取り上げられ、是正を勧めているのにも関わらず、ブラック企業はいまだ淘汰されません。

 

もちろん、淘汰にはそれなりに時間はかかるでしょう。

生産性や業務フローの改善は必至ですし、すべての面において効率化していかなくては、残業はなくなりません。

 

自分の仕事が終わっているのに「上司がまだ残っている」なんて理由でなかなか帰ることができないといった、日本人特有の奇妙なメンタリティの問題も大きいはずです。

 

しかし、ブラック企業がなくならない一番の理由は、私はコレだと思います。

ブラック顧客の存在です。

 

 

不条理な要求をする側も受ける側もブラック

 

「お客様は神様です」という言葉があります。

これを盾に、店員に非常識な要求をしたり、あろうことか土下座を迫る人すらいます。

 

これは企業間でも行われます。

夜遅い時間に「この資料、明日の朝まで作って」と命令したり、「システムの仕様を変更するので、料金据え置きですぐ直して」といったわがまま過ぎる要求を平気でする会社=ブラック顧客はまだまだたくさん存在します。

 

言っておきますが、お客様は決して神様ではありません。

提供されたサービスに対価を支払う対等なビジネス関係に過ぎません。

 

(「お客様は神様です」は、歌手の三波春夫さんの言葉です。本来は「お客様は神様だから何でも言うことを聞く」という意味合いではありませんが、ここでは省きます。)

 

そこを、なぜか 業者<顧客 の関係性でとらえてしまう人々が日本には一定数いるらしく、それが業者に対する無謀な要求につながっていると思います。

 

そして、この無謀な要求に「ハイ、喜んで」と頑張ってしまう会社が、ブラック企業なのです。

 

ブラック顧客は、仕事欲しさに何でも言うことを聞き、そして断ると次はないのではないかと恐れる企業を狙っています。

逆にいえば、法外な要求ばかりするブラック顧客は、まともな企業からは相手にされないのです。

まともな企業は、条件に見合わない仕事はきっぱり断ります。

 

無茶な要求を飲んでしまうブラック企業も、自分たちで完結できない仕事であれば、業者に二次発注することになります。

このようにして、ブラック企業はブラック顧客となり、負の連鎖となっていくのです。

 

ブラック企業から抜け出すにはプロのアドバイスを

 

ブラック企業から抜け出せない理由は、いろいろあると思います。

 

ヤバイ上司なので、辞めたら何かされそう。

自分が辞めたら、他の社員に迷惑がかかるし、恨まれそう。

辞めたとしても、何のスキルもない自分はどこも採用してくれないのではないか…。

 

特に新卒で入った会社が最悪にもブラック企業だとしたら、その会社しか知らないわけですから、何が普通で何が異常なのか、判断がつかないとかもしれません。

 

そんなときは、転職のプロに相談するのが近道です。

 

若年層専門の転職エージェント「ハタラクティブ」は、ブラック企業で苦しんでいる20代の相談にも丁寧に応じてくれます。

 

残業代・給与の未払い、休日返上などのトラブルがある場合も、適切な対処方法をアドバイスしてくれるでしょう。

 

ブラック企業からいち早く抜け出す。

これは、この世の中からブラック企業をなくすための、大いなる一歩です。

 

 

マスコミ・広告業界はすべてブラック企業であるという事実

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

またしても、痛ましい事件が発覚しました。

 

NHKの女性記者(当時31)が、2013年7月に心不全で死亡。

14年に過労死として労災認定されていたことがわかりました。

死亡直前1ヶ月間の時間外勤務は、159時間。休日はたったの2日間だったといいます。

 

 

亡くなったのは、05年に入局した佐戸未和さん。

13年6月の都議選や同7月の参院選を取材し、参院選投開票日の3日後、死亡。

発見されたときは、携帯を握りしめた状態で自室のベッドに横たわっていたそうです。

 

それにしてもなぜ、3年も前に起こった過労死事件を今になって公表するのか。

他人のスキャンダルや不祥事は我先と報道しますが、身内の不都合な事実はなるべく表沙汰にしたくないというマスコミの隠蔽体質が透けて見えてきます。

 

マスコミの最悪な労働環境

 

2015年末に起きた電通新入社員・高橋まつりさんの過労自殺事件がマスコミで大々的に報道され、政府が進める「働き方改革」の認知度も広まり、労働時間問題が話題に上ることも増えてきました。

 

しかし、この問題を取材していた新聞記者は、内心「とても電通のことを言えたもんじゃない」と思っていたそうです。

新聞社自体が、電通に勝るとも劣らない長時間労働を強いられているからです。

 

全国紙の新聞記者は、入社後すぐに地方の社会部に配属され、警察担当、別名「サツ回り」を任されます。

毎日発生する事件情報が集中する警察署で取材力を鍛え、記者としての経験を積むという訳です。

 

担当しているエリアで事故や災害、事件が起きれば、どこにいようが何時だろうが現場に出向かないといけない。いつ、何が起きても出動できるよう、担当エリア付近に部屋を借りているのです。

旅行などはもってのほか。移動の自由がないのです。

 

毎日締切に追われ、やっと校了したかと思えば、次のネタを探さなければなりません。

ジャーナリストや評論家といった関係者と会食し、終電で帰ることができる日は珍しいといった有様。

 

体力・精神ともにクタクタで頭が働かない状態でなんとかこなしている…。ほとんどうつ直前で働いている記者も少なくないといいます。

 

慣習、制度、意識…多面的な改革が必須

 

マスコミや広告系は、仕事内容的にどうしても労働時間が長くなりがちな傾向があることは事実です。

しかし、だからといって過労死してしまうほどの労働環境は、改める必要があります。

 

よく言われているのは、「ワークライフバランスを気にするのであれば、うちの会社(マスコミ・広告業界)に来なければいい」ということ。

 

これはある意味一理あるのかもしれません。

しかし、そのために体を壊してしまったり、精神を病んでしまったりしてしまったとしたら、それは間違いなく会社側の責任です。

 

いくらハードな仕事といえども、健康的な生活を犠牲にするような労働環境のままではいけません。改善するのが会社としての責務です。

 

どの業界もそうですが、優秀なスタッフほど多くの仕事の依頼が来ます。

そうした出来るスタッフが仕事を抱え込みすぎ、心身ともに疲れ果ててしまい、結局会社を去っていってしまうのであれば、それは会社の損失でしかありません。

 

現在、マスコミ業界も、時間外労働問題を報道する側の自己矛盾にようやく気づき始めた、さあどうしよう、という段階のような気がします。具体的な解決策は、何もありません。

 

慣習、制度、意識など、様々な側面で改革が必要です。

マスコミや広告業界を志望している方は、転職しようとしている先の会社がどういう労働環境なのか、よく調べてから面接を受けたほうが良さそうです。

 

過労自殺を防ぐために必要なもの

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

2017年3月、ひとりの新卒新入社員が過労自殺しました。

新国立競技場の建設工事に下請けとして従事していた監督(23)です。

ご存知のとおり、新国立競技場は2020年東京オリンピック・パラリンピックでメイン会場となる予定です。

競技場のデザインがなかなか決まらず、予定より1年ほど遅れて着工したため工期が短縮され、過密なスケジュールをこなしていたとされています。

 

オリンピックの意義とは?

 

なぜ、こんなに若く、前途ある若者が犠牲にならないといけないのか。

オリンピックとは、誰かの犠牲の上に成り立つものなのか。

そんなイベントに、一体何の意味があるのか。

 

オリンピックの意義とは何なのでしょうか。

スポーツを通じた青少年教育の奨励?

スポーツにおけるフェアプレー精神?

スポーツを文化や教育と融合させる試み?

 

そのために、一人の若者の尊い命が奪われてしまったのです。
 

もちろん、オリンピック自体はそれなりに意義のあるものなのでしょう。

だからといって、準備段階において誰かが犠牲になっていいというものではありません。

それは、国の責任であり、施工会社の責任であり、働き方の意識の問題でもあるかもしれません。

 

そう思いつつも、私はこうも感じてしまいます。

なぜ、自分の命をもっとも大切なものだと考えなかったのか、と。

 

 

仕事の責任より大切なもの

 

悪いのは、決して彼ではありません。

新卒1年目の経験の浅い社員に重役を課した下請け会社、そして工期優先のプレッシャーを与え続けた施工会社が悪いに決まっています。

 

しかし、彼にも逃げる道があったはずなんです。

すべてを放ってしまい、会社を辞めれば良かったのです。

 

それができず、職務に対する責任感に押しつぶされてしまい、逃げるよりも自らの命を断ってしまったのでしょう。

 

でもそれは、人として生きる責任から逃れている、ともいえると思います。

どちらの責任が大切なのか、答えは自明です。

 

激務に疲れ果て心が病んでしまい、正常な判断がつかなかったのかもしれません。

そうなる前に、生きるための判断と行動に移せば、結果は違っていたと思います。

 

この建設会社の男性が亡くなる1月ほど前、女優の清水富美加が突然引退宣言をし、宗教団体に出家する騒動がありました。

 

映画のプロモーションやテレビの仕事に穴を開ける事態となり、多くの芸能関係者からバッシングを受けつつ、所属事務所の契約終了とともにメディアから消えていきました。

 

多数のバラエティやドラマ、映画に出演し、そして情報番組のMCの座もつかんだというのにもったいないなと思いましたが、彼女にとって「出家」という決断は、人として生きるために必須だったのかもしれません。

 

水着の仕事が嫌で嫌で仕方なかったとか、そういうコメントを残していたように記憶しています。芸能の仕事が自分の資質に会わないことに悩んでいたのでしょう。

 

あの時点で所属事務所を辞めていなかったら、ひょっとすると彼女はもっと残念な決断をしていた可能性も考えられます。

 

出家することが良いことなのか、悪いことなのか、私には判断がつきません。

ただ、彼女が潰れてしまう前に別の方向に進めたことは、とりあえず良かったと思います。

 

逃げる勇気

 

さて、あなたの仕事は楽しいですか?

職場環境は快適ですか?

 

100点満点ではないかもしれませんが、それなりに仕事が楽しく、それほど嫌な職場でもなく、明確な転職する理由がないのであれば、その仕事を続けていけばいいと思います。

 

しかし、「会社は死ぬほど嫌だけど、自分が辞めたら他の社員に迷惑がかかるから辞められない」と少しでも思っているとしたら、要注意。

 

嫌なことをしていたり、嫌な環境に身を置いていると、あなた自身が蝕まれていきます。心が病んでしまうかもしれません。

 

そんな環境からは、逃げるに限ります。

あなたが途中で辞めたら、確かに現場は多少混乱するでしょう。

しかし、大丈夫です。何とかなるもんです。

何とかならなかったら、それまでです。

あなたが取り返しのつかない選択をする以上に、悲劇的な状況になることはありません。

 

まず、自分を守ること。

 

嫌で嫌でたまらない職場にいる人は、今すぐ会社を辞めましょう。

結局、自分の身は自分で守るしかありません。

そのために必要なのは、勇気です。

 

それができない、という人もいます。

「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由(ワケ)というマンガがあります。

 

https://feely.jp/54545/

 

ブラック企業に努めていると、その会社の常識に支配されてしまい、心が病み、正常な判断がつかなくなってしまうという内容です。

そういうことってあるんだ、と知っていれば、もし自分が同じ境遇にいた場合に思い出すことができるかもしれません。

 

他に会社はいくらだってあります。

転職アドバイザーも、たくさんいます。

話を聞いてみるだけでも、視野が広がると思いますよ。

 

どうしても会社を辞めたくなった20代にお勧めの転職エージェント5選

有給休暇の理由を聞いてはいけない

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

『ドラゴンクエストⅪ』が発売されたようですが、某企業で「ドラクエをクリアするため。」とした有給休暇申請書がツイートされ、話題となっています。

 

 

ツイートした上司の方は「色々考えた結果承認した。」そうです。

「理解のあるいい上司だ」なんて思ってはいけません。これはいくつか問題がはらんでいます。

 

 

まず、会社の申請書が公になってしまうことは、コンプライアンス上の問題があります。「取得者の名前を隠せば大丈夫だ」と思ったのかもしれません。しかし、ツイート主はプロフィールに所属会社名と役職まで記載しているので、容易に社名が判別できてしまいます。社内申請書を安易に公開する会社に対し、不快感を示す取引先もあるでしょう。

 

そして、そもそも有給休暇に理由を問うこと自体が間違っています。

 

「ドラクエをクリアする」ことが問題なのではない

 

有給休暇は労働者の権利であり、会社側は与える義務があります。権利行使の制限は違法となります。

 

有給休暇は、何に利用してもいいというのは当然で、そもそも理由を聞かれる筋合いのないものです。会社側は「ドラクエをクリアする」という理由を承認するのではなく、有給休暇の取得を無条件で承認しなければいけないのです。

 

ただ、有給休暇取得の時季は考慮しなくてはなりません。労働基準法では、会社側に「時季変更権」が認められており、その事業所に重大な損失を与えるようなタイミングで申請を出された場合は、他の日に与えることができるとされています。

 

実際には、それぞれのプロジェクトのスケジュールや、他の社員との関係を考慮した上で、有休取得の日程を決めていくのが穏便かと思います。

 

とはいえ、ただでさえ取得しづらい有給休暇。2020年までに70%の取得率という政府目標も非現実的で、日本では「有給休暇は労働者の当然の権利」という企業文化が根付くのはまだまだ遠い未来というのが実感かもしれません。

 

そういった風土だと、有給休暇申請書に「事由」欄がすぐになくなるとは考えられません。

 

「ドラクエをクリアするため。」などと、ど正直に書く必要はないと思いますが、「所用のため」と記入すれば充分です。

 

もし、あなたの会社が有給休暇取得の理由を執拗に聞き出したり、病欠や冠婚葬祭以外の理由で休めなかったりしたら…?

 

それは完全にブラック企業です。

労働基準監督署に相談するか、もしくは、労働環境の整った会社に転職することをおすすめします。

 



ブラック企業を量産している元凶は、中学の部活だった…??

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

教師の長時間労働がいろいろと問題になっています。授業と部活動の両立が難しく、長時間労働になることが多いのが現状。しかも、部活動手当は4時間従事して3600円しか支給されません。教師こそがブラック職業の最たるものだと主張している人もいるくらいです。

 

 

朝日デジタルのアンケートによると、部活動は前例や慣習、保護者の希望などによって長時間になりがちであり、それが長時間労働に影響していると考えている教員が多いという結果が出ています。

 

 

「土日も含めて長時間練習は当たり前という伝統があり、前例を覆すことが難しい」と嘆く教師や、「子供が毎日部活の練習でくたくたになって帰宅し、勉強どころではない」と心配する保護者も多いのにもかかわらず、日本にはびこる前例主義や同調圧力が隠然と影響していることが伺えます。

 

一方で「一生懸命部活動に打ち込むのは貴重な経験で、それをブラック企業と結びつけるのは短絡的」とする意見や、「企業は部活動を通して身につくストレス耐性を備えた人材を求めている」といった声もありました。

 

「働き方改革」よりも必要なこと

 

生徒には早朝、夕方、土日も休まず練習をさせ、教師は通常授業に加えて部活の指導、手当はわずかといった状況は、長時間労働で薄給のブラック企業と同質と言わざるを得ません。こうした長時間練習を助長する考え方がまだまだ根強い教育環境では、部活動の体制を変えていくのは時間がかかりそうです。

 

もちろん、部活動で得られる体験は、素晴らしいものも多いと思います。練習に打ち込み、チームワークを学び、大会で結果が出たときや、悔しい思いをするのも得難い経験といえるでしょう。しかし、部活動が適切な休みなく続けられていたとしたら問題です。

 

どうしてこのような悪しき体質が改まらないかというと、やはり、長時間練習をすることによって根性を身に着け、社会に通用する人格がつくれるという幻想があるからだと思います。根性を身につけるという幻想からは、指導者や先輩によるイジメが発生する土壌もつくられているでしょう。

 

ブラック企業撲滅を目指し、政府主導で「働き方改革」を進めています。それも一定の効果はあるかもしれませんが、中学・高校での部活動が日本独特の「根性礼賛主義」をつくっていたとしたら、それこそ改めるべきことだと思います。

 

年俸制だから残業代は出ないって…どんだけブラック!?

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

今は空前の売り手市場で、「ブラック企業」とレッテルを貼られてしまうと人材が集まりません。このような状況をしっかり認識している企業では、残業や残業代の支払などは労働基準法を順守し、それを必死でアピールするケースすらみられます。

 

ところが、こともあろうに入社後、「うちの会社は年俸制だから、残業代はでないよ」と平気な顔で言う企業もあるそうです。それって、アリなんでしょうか?

 

 

そもそも、年俸制は月給制とどう違うのでしょう?

実は、法律的には賃金決定の時間的単位が「年」であるというだけ。それが「月」であれば月給制だし、「日」であれば日給制、「時」だと時給制となります。

 

ですので、月給であろうと年俸であろうと、残業が発生した場合、企業はその分の賃金を支払う義務が当然あるわけです。

 

「年俸制≒成果主義」は大きな勘違い

 

ここでちょっと、年俸制について考えてみましょう。

 

厚生労働省の就労条件総合調査(2014年)によると、年俸制を導入している企業の割合は9.5%。2006年の同調査では17.3%、2010年では13.4%ということで、年俸制を導入している企業は年々減少しています。一方、企業規模が大きいほど導入している割合が高いこともわかっています。

 

月給制の企業で働いていると、あまり年俸制のイメージがわかないかもしれません。大企業?外資系?成果主義?といったちょっとハードルが高そうなイメージや、ボーナスや残業代は出ないのでは…??などというデメリットを思い浮かべてしてしまう人もいるでしょう。

 

もちろん、労働基準法では「毎月1回以上の支払の原則」がありますので、年俸制でも12分割、もしくは年2回のボーナス月を想定して14分割で支払われるケースが一般的です。

 

年俸制≒成果主義のイメージがついてしまいがちなのは、スポーツ選手の報酬が年俸制だからでしょう。年俸は成績に大きく左右されます。代理人を伴い、評価を巡って所属チームと交渉するスポーツ選手の姿は、テレビでもお馴染みです。

 

そうした背景もあるせいか、日本では年俸制と成果主義をセットにしている企業が多いのも事実。これは、大手企業などが年功序列から成果主義に移行しやすいように、給与の支払と評価制度をいっぺんに変更したためだと思われます。

 

つまり、月給制を維持しながら成果主義に変更するより、成果主義と親和性の高い年俸制にしてしまったほうが反発が少ないという企業側の戦略にまんまと乗せられているのです。

 

しかし、勘違いしてはいけません。年俸制だからといって、時間外労働手当を支払わなくていいなんてことはありません。企業は年間での評価額にプラスして、規定の時間外労働手当を支払う義務が当然あります。

 

ただ、気をつけなければいけないのは、年俸額に「みなし残業」が含まれている場合。仮に「みなし残業60時間」となっていたら、月60時間以内の残業代は支給されないということになってしまいます。これは、月給制でも同じです。

もし、あなたが現在働いている企業や、これから転職しようと狙っている企業が年俸制の場合は、会社の規定をよく調べてみたほうが良さそうです。

 
 

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残業ナシだからといってホワイト企業とは限らない

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

就活や転職活動をするにあたり、「入社した会社が実はブラックだったらどうしよう」という不安はつねにつきまといます。その会社に知り合いでもいれば情報を仕入れることはできますが、大概は自分でネットなどで調べるしかなく、実情はなかなか入社してみないとわからないものです。

 

 

求人サイトに「残業ナシ」と書かれているだけで「とりあえず良い会社」と決めつけるのは危険です。ワークライフバランスはバッチリだとしても、超ブラック企業というのは存在します。

 

それはどんな会社かというと…

 

  • 残業はないけれど、誰も逆らえないお局様がいる
  • 残業はないけれど、上司の意見に反対しただけで仕事を全部奪われた社員がいる
  • 残業はないけれど、人間関係がドロドロ
  • 残業はないけれど、テレアポ1日10件取れないと反省文を書かされる
  • 残業はないけれど、社内不倫が横行している

 

求人広告に現れるブラックすぎるワード

 

いくら定時に退社できたとしても、こんな会社に何年もいられる人は、なかなか強靭な精神の持ち主ですw。やはり、人間関係が良好で、やりがいのある仕事でないと続かないものです。

 

会社の方針に反対した人が部署を異動されるケースは、実際にけっこうあります。バリバリに仕事ができる人だったのですが、異動先ではほとんど仕事が与えられず、いわば生殺し状態、なんてことがありました。

 

仕事がないと「ラッキー!」と思うかもしれませんがw、朝9時から夜6時までやることがまったくないとしたら、どうでしょう。副業をさせないためにPCすら取り上げられると、本当にやることがなくなってしまいます。人は必要とされなくなると、かなり精神的にツライものです。結局、その人は仕事を奪われた数カ月後に退職してしまいました。

 

確かに会社の実情は、入社してみるまではわかりません。面接官も会社のイメージを悪くするようなことは絶対言わないでしょう。

 

それでも、求人広告の内容でブラック企業を見抜くことは可能です。
「残業ナシ」、「定時退社」といった甘いワードを過度にうたっている企業は、ブラック度が高いと見ていいでしょう。

 

そういう会社は元から社内の雰囲気が悪く、離職率が高い傾向にあります。ですから飛びつきやすい甘い言葉で応募者を引っ張ってくるしかないのです。

 

求人広告にブラック体質が見て取れることもあります。条件面や仕事内容だけでなく、会社が何を訴えているのかを注意深く読み取ることで、ブラック企業入社を防ぐことができます。

 



転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?




 

ブラック企業がなくなると、世の中のサービスが低下する!?

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

政府が進める働き方改革や、電通の長時間労働が原因による自殺が社会問題となり、各企業で残業のあり方が問われています。仕事はもちろん(?)、プライベートも充実させたい新卒にとっては、ワークライフバランスのとれた生活を送れるようになるのは、とてもいいことでしょう。

 

厚生労働省が発表した2017年3月の毎月勤労統計調査によると、1人あたりの名目賃金にあたる現金給与総額が10カ月ぶりに前年同月を下回ったそうです。その原因は、やはり企業が長時間労働を見直した影響が大きいとみられています。

 

それでは、ブラック企業が淘汰され、すべての会社が定時退社、休日出勤ナシとなったら世の中はどうなるでしょう?従来までは「お客様は神様です」という言葉が表しているような、クライアントファーストの考え方でした。勤務時間が長くなろうとも、クライアントの要求を受け入れることが当然とされていました。

 

しかし、定時退社が必須で退社後も仕事を持ち帰らないとしたら、上記の考え方は通用しなくなります。つまり、クライアント側が要求するレベルを落とすしかないのです。

 

 

便利すぎる世の中で苦しむ人々

 

サービスの質を落としたくなければ納期を延長せざるを得ません。スピード優先であれば、質が落ちる可能性があります。ネットで買った商品がすぐ届くなんてこともなくなるかもしれません。店舗の営業時間も短縮されることだって考えられます。年中無休の店舗はブラック企業だ!なんて叩かれることも考えられます。

 

残業がなくなるのは私たちだけではなく、私たちが普段利用しているサービスを提供している会社も同じだということを忘れてはいけません。これまで当たり前に享受していたサービスが同じように提供されない局面が増えてくるでしょう。

 

今の日本は便利な社会なのかどうなのか?これは他国や時代との比較でしか判断がつきませんが、日本は世界レベルでみても、かなりきめ細やかなサービスが行き届いている国だといって異を唱える人はい少ないでしょう。それでも、もっと早く、もっと質のよいサービスを求めてしまうのがカスタマーであり、クライアントであります。負担を強いられるのは、いつもサプライヤー、サービスを提供している側というわけです。

 

広告業界はまさに「お客様は神様です」がまかり通っている業界。電通の高橋まつりさんの悲劇は、そこに原因のひとつがありました。ネットで気軽に商品を買える反面、宅配便スタッフの負担は増える一方です。こうした便利さを過度に要求すれば、サプライヤーは疲弊してしまいます。そのあたりのバランスを考えなければいけない時期にきていると思います。

 





 

みなさんが大好きな大企業ほど過労死しやすいという現実

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

電通に新卒入社した高橋まつりさんの過労自殺が話題となり、厚生労働省は強制捜査に踏み込みました。

政府は「働き方改革」を進めており、安倍総理も「“モーレツ社員”という考え方自体が否定される日本にしたい」と発言しています。

異例のスピードと規模で操作が行われた背景には、こうした動きが影響していたのかもしれません。

 

 
 

なぜ過労死するまで働かないといけないのか

 

「そんなにヒドイ働き方をされているのなら、転職すればいいじゃん」と思ってしまいますが、なかなか辞められなかった理由を考えてみました。

 

理由① せっかく電通に入社できたのに、辞めてしまうのはもったいない

理由② 働きすぎてまともな思考ができなくなっていた

理由③ 今がんばれば明るい未来が待っている!と信じていた

 

学生人気ナンバーワンの電通に入社できたら、そうそう簡単な理由では辞めないでしょう。

ただし、100時間以上残業しなければならないとしたら、どうなのか。

 

高橋まつりさんの場合、理由②のケースで自殺という結果を招いてしまったような気がします。

上司からのパワハラ発言を受け、精神的に追いつめられてしまったようです。

思考停止状態になるまで追い込むという、ブラック企業の典型的な手法です。

(⇒恐怖の過労死殺人ブラック企業 電通の実態)
 

過労死寸前までがんばってしまう理由は、③のケースも多いのでは。

電通で働いていれば、ナショナルブランドとも取引できるし、将来の昇給・昇格、定年退職した際の退職金も期待できます。

つらい時期を乗り越えれば、将来の社会的な地位と経済面が保証されているのです。

ただ、命の保証はないかもしれませんが…。

 

理由③の希望は、現在ではほとんど幻想といっていいでしょう。

これからの日本社会では、なくなっていくものです。

なぜか。

新卒入社した会社にがんばってしがみついていれば、次第に昇給・昇格していく、というレールがすでに壊れかかっているからです。

 

つまり、終身雇用制が崩壊してしまっている、ということです。

 

終身雇用制が崩壊した先に待っているのは…?

 

安定と思われている大企業に入社した社員ほど、この幻想にしがみつきやすい傾向があります。

このことに早く気づかないと、会社が方向転換をしたときに対処できなくなってしまいます。

 

大手企業だからといって、しがみついていこうとする思考は非常に危険です。

ソニー、シャープ、東芝といった戦後を支えた大企業が相次いでリストラを行わざるを得ない状況になりました。

 

でも、悲観的になることはありません。

終身雇用制の崩壊は、転職市場の流動化を伴います。

 

自分のスキル・経験、理想とするライフワークバランス、そして社会状況を踏まえながら、自分にとってそのときどきに見合った会社に転職する、ということが当たり前の選択となる社会が、すぐそこまで来ています。

 

第二新卒に強い転職エージェント5選

 

「今の社会情勢で、うちの会社の社員でいることはしんどいな〜」

「このままこの会社で働いているとウツになる…」

などとお感じの方は、早めに転職を考えたほうがいいと思います。

第二新卒世代を中心に、親身になって転職活動をサポートしてくれるエージェントを紹介します。

転職エージェントをうまく使いこなすスキルも、今の時代を生きる力になると思います。

 

【パソナキャリア】


 

 

非公開求人を含む2万件以上の豊富な案件も魅力ですが、パソナキャリアの最大の特長は、その手厚いサポート体制です。

転職が初めての第二新卒層や20代に特におすすめ。転職活動の進め方から通過しやすい応募書類の書き方、企業選びのコツなど親切丁寧にサポートしてくれます。

平日の夜や土曜日も対応可能なので、勤務しながらの転職活動がグッと便利になります。

 

【マイナビジョブ20’s】

 
 
 

マイナビが運営する20代に特化した転職エージェントです。

土曜日に転職支援セミナーが開催されているので、在職中でも活動が可能。

東京・名古屋・大阪・京都の4都市で行われます。

それぞれのエリアの企業動向に密着しているのが強み。

スムーズな転職が期待できます。

 

【DODAエージェントサービス】

 

 

業界トップクラスの転職エージェントサービス。

非公開求人数は8万件以上!

第二新卒層専任のアドバイザーが在籍しているので、キャリアが浅くても心配ありません。

DODA限定で求人を出している企業や、人気企業の紹介もあったりと、大手ならではの充実したサービスが期待できます。

 

【ハタラクティブ】

 
 

第二新卒層や既卒向けの転職エージェント。

「自分はどんな仕事に向いているのかわからない」という人でも、「自分発見カウンセリング」で働く方向性が見えてきて、適性のある職種・職業を紹介してくれます。

ビジネスマナー講座や模擬試験など、就活に必要なサポートも充実。

仕事をしっかり覚える前に会社を辞めてしまった方でも安心です。

 

【いい就職.com】

 

 

第二新卒・既卒者を採用したい企業数2000社以上を誇る転職エージェントです。

ここの特徴は、対応エリアが東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・広島・札幌・沖縄と全国に渡っていること。

環境を変えて再チャレンジ!なんてことも夢ではありません。

アドバイザーは若手が多く、あなたに近い感覚で相談に乗ってくれます。

 

恐怖の過労死殺人ブラック企業 電通の実態

学生からもっとも人気のある企業って知ってますか?

 

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

学生からもっとも人気のある企業。答えは、「電通」です。

 

 

楽天が調査した「就職人気企業ランキング」(2016年)によると、

  • 第1位 電通
  • 第2位 ANA
  • 第3位 伊藤忠商事

となっています。
 

しかし、2016年は、電通にとって受難の年となってしまいました。

大きなところでいえば、まずはweb広告の過剰請求

100社以上の企業に広告費を過剰請求していたのですが、これはトヨタという大企業の訴えにより明るみに出ました

 

過剰請求されていると薄々気づいていたとしても、トヨタほどの企業でなければ訴えることすらできなかったと予想されます

それほど、電通という企業は巨大な力を持っているのです。

 

もうひとつ大きな問題は、新卒で入社した高橋まつりさんが過労とストレスのために入社9ヶ月で自殺し、労災認定が下されたことです。

 

月100時間以上の労働という過酷な業務のほかに、上司によるパワハラも自殺の原因のひとつと見られています

 

「君の残業時間は会社にとって無駄」

「会議で眠そうな顔をするのは自己管理ができていない」

「目が充血したまま出社するな」

「今の業務量でツライのはキャパがなさすぎる」

 

と散々なことを言われていたそうです。

それは自己管理ができていないのではなく、ましてやキャパがなさすぎるのでもなく、上司が社員をマネジメントできていないだけ。

 

自分で責任を取らず、部下に押し付ける――これは、典型的なブラック企業の特徴です

 

憧れの企業に就職したとしても、死にたくなるほど嫌な場所で頑張る必要はまったくありません。

心が折れて自分を失ってしまう前に、さっさと転職を考えましょう。

 
 

「憧れ」だけで入社すると地獄を見る!

 

確かに、電通は普通の企業とはまったく違う体験が待っています。

 

  • ●新人歓迎会では記憶がなくなるまで飲ましてくれます。
  • ●新歓後も、時間があれば先輩が朝の4時まで飲みに連れてってくれます。
  • ●そこに、その先輩がちょっとした芸能人や有名人を連れてきてくれたりします。
  • ●朝の4時まで飲まされた挙句、定時出社を強要し、時間管理の厳しさを教えてくれます。
  • ●そんな日はただ定時出社さえすればよく、1日中トイレにこもっていても黙って許す優しさを見せてくれます。
  • ●コンペでは博報堂に対する異常な執着をみせ、絶対負けるなとものすごい剣幕ではやし立てられます。(ちなみに業界1位電通は、業界2位の博報堂に売上的には2倍ほど差をつけています)
  • ●お客様を喜ばすためなら、銀座の街を裸で闊歩します。
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    電通の実態というのは、こんなもんです。

    まともな感覚が通用しない世界なのです。

     

    とはいえ、広告業界で一旗揚げてみたい、華やかな世界で自分の力を試してみたい、などと野心に満ちた人であれば、電通目指して就活するのも大いにアリだと思います。

     

    しかし、大企業だから、安定しているから、などといったヤワな気持ちで通用するような世界ではありません。

    こちらでも述べましたが、自分の志向を理解しないまま、なんとなく就職してしまうと、あとで痛い目を見てしまいます。

     

    ワークライフバランスを重視する人は、企業の知名度よりも実態をよく調べ、自分にあった会社を選びましょう。

     
    転職成功の秘訣は、サイトに公開されない求人にあった。

     
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