転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

転職を決意したとき、あなたはどちらを選択するでしょうか?

 

A:会社を辞め、じっくり腰を据えて転職活動をする

B:在職したまま仕事を探す

 

これは、圧倒的にB「在職したまま仕事を探す」が正解です。
 

 

何らかの不満があって会社を辞めるケースが多いでしょうから、「辞めよう!」と思い立ったらすぐ退職してしまいたい気持ちもわかります。また、いったん会社を辞めて、少しゆっくりしてから転職活動を始めたい気持ちもよく理解できます。

 

しかし、そんなにのんびりしている余裕はないのが普通です。自己都合で退職した場合、失業手当が給付されるのは約3ヶ月後。3ヶ月間も無給状態の中、平常心で就職活動ができるでしょうか? 下手にアルバイトなどしてしまうと、就活に支障をきたすおそれもあります。

 

失業手当が給付される期間も3ヶ月。なんとかこの期間中に就職したいところです。そうなると、適切な判断を狂わすモノが出てきます。そう、「焦り」と「不安」です。なかなか内定が出ない状況になってしまうと、「もうどこでもいい」状態となり、不本意な転職になる可能性が高まります。

 

焦りを感じずに転職活動を行う方法、それは「在職したまま仕事を探す」しかありません。在職中は確かに忙しいかもしれませんが、合間合間で仕事探しをすることは可能なはず。さすがに職場で転職サイトを堂々と見るわけには行きませんが、通勤中だったらスマホで見ることはできます。面接となれば、半休をとるか、もしくは在職中であることを面接を受ける会社に告げ、勤務終了後にしてもらえばいいのです。生活の心配をすることはないので、今後のキャリアを見据え、落ち着いて次のステップを考えることができます。

 

絶対にしてはいけないコト

 

注意しなければいけないのは、転職活動をしていることを絶対に社内の人に漏らさないこと。信頼のおける同僚でもダメです。「誰にも言うなよ」は、「絶対に押すなよ」といっしょでフリでしかありませんw。一言漏らそうものなら、ウワサはたちまち社内に広まってしまいます。どうせ辞めるのならどうでもいいと思うかもしれませんが、退職は円満にが基本。以前在籍していた会社が将来お客さんになることはよくありますし、変にギクシャクした関係で終わってしまうのは精神的にもよくありません。

 

それと、在籍しながら転職活動のもうひとつのメリットは、やっぱり転職しないという選択肢も選べることです。面接で他社の方と話をしていくうちに、現在働いている会社の立ち位置や自分がこれから何を目指すべきか見えてくることもあると思います。そうしたなかで、あえて転職しないという判断も出てくるかもしれません。

 

今勤めている会社がヒドイブラック企業であれば、いっそ会社を辞めて退路を断って…という考えもアリかもしれませんが、そうでなければ、普通に給与をもらいながら転職活動を行うほうが、断然有利です。自分の将来を決める活動ですので、焦らず落ち着いて考えられる環境づくりが大切です。