転職アドバイザーの佐藤クリスです。
私は新卒で入社した会社を3ヶ月で辞めました。
よく言われますよね。
「3年間は入社した会社で働いておけ」的なこと。
あれはね、ほんとに時間のムダです。
目次
「3年間は新卒で入社した会社で働け」のウソ
まあ、3年間くらいは働かないと本当の意味で仕事を覚えられないかもしれません。
ただ、過剰にストレスを溜め込んだり、うつ病になったりしながらも3年間我慢して出社したとしても、体や心を病むだけで何も身につきません。
仮にブラック企業に入社してしまったとしても、スキルが身につくなり人脈を作れるチャンスなり、何らかのメリットがあるのなら、期限を決めて続けてもいいと思います。
そうでなかったら、はっきりいって時間のムダです。
ヒドイ労働環境からは一刻も早く逃げて、あなたがもっと活躍できる場所を探すべきです。
私は、入社3ヶ月でスタコラサッサと逃げましたw。
結婚し、子供が生まれて家庭を持つ身になると、男女ともなかなか身動きがとれなくなります。
くだらない会社に我慢して通勤するより、フットワークが軽い20代のうちに、あなたが活躍できる環境でしっかりと経験を積むべきです。
何も考えずにブラック企業に入社…
ちょっとここで管理人の話にお付き合いください。
新卒で入社したのは、某専門誌系の出版社。
当時は超就職氷河期といわれた時代。
卒業式が終わっても、リクルートスーツを着て就活で駆けずり回っている人たちもいる中、会社勤めに興味がなかった私は、昼間からビールを飲んでいましたw。
ただ、雑誌ライターになりたいという志望はありました。初めて買ったノートパソコンで出版社のホームページを見ていたら、雑誌の広告営業を募集している会社を発見。
面接に行ってみると、自分で原稿を書くこともあるなんて話もあったので、入社を決意しました。
そう。すぐ入社できたんです。
ロクに就職活動なんかしなくても入社できる会社だったんですw。
なぜかって、ほとんど誰でも採用する会社だから。
その分、辞める人が多いわけです。
つねに募集をかけていて、新卒だろうと第二新卒だろうと、リストラされた40代、50代の人だろうと、よっぽどでなければ入社できました。
当時はブラック企業なんて言葉はなかったですが、完全に真っ黒でしたねw。
値引いて広告を掲載させて、値引き分は自分の給料は支払うなんて当たり前。
ノルマを達成しないと給料が出ないので、自腹を切ってでも契約を取ったほうがいいというメチャクチャなことをやっている先輩ばかりでした。
部長は4人ほどいたように思います。
1人は若かったですね。20代半ばくらいじゃなかったでしょうか。
いわゆる、ヤンチャな感じの男性でした。
その4人の部長が、毎日社長に当日の売上の報告をします。
大声張り上げてw。
なのですが、私は在籍した3ヶ月の間、その社長を見たことがありません。
下々の社員には簡単に姿を見せないことによって、カリスマ性を高めていたのかもしれませんw。
なんでこんな会社に入社しようと思ったのかというと、どこでもいいから出版社に入ってみたかったのと、ほとんど何も考えていなかったからでしょうw。
辞めどきは入社3ヶ月後。その理由は…??
入社して3ヶ月間は、月給が20万円ほど保証されていました。
それ以降は、確か補償額が5万円ほどになり、あとは歩合制になります。
保険の外交員と一緒ですw。
ですので、「3ヶ月間の保証期間が過ぎたら辞めよう」と入社2ヶ月目から考えていましたw。
辞めるのは簡単なんです。
2日間連続で無断欠勤したら、自動的に退職扱いとなりますw。
一応、先輩から電話かかってきたりはしましたが、そこまで引き止められもせず、スムーズに退職できました。
退職届も必要ありません。電話で「辞めます」と言うだけ。
これも社風なんですかねw。
ブラック企業で3年間
次に就職したのは、編集プロダクション。
企業というよりは、個人経営の事務所いう感じです。社長のマンションの自宅が仕事場でした。
ここはどうやって入社できたかというと、何かのムック本で「雑誌ライター募集!」みたいな記事があったので、電話したら面接してすぐ仕事を頼まれましたw。
ハードルが低く、明らかに黒そうな会社しか面接を受けていませんねw。
ここで念願のライターになれたのですが、いかんせん、寝る間もないくらいに忙しかった。
その割に、月給は15万円w。
しかも、経理すらいない個人事務所では、社員の支払いも社長自ら行うわけですが、その社長が忙しすぎて振り込むヒマすらありません。
給料の支払いは慢性的に遅れてしまうという、ヒドイ待遇でしたw。
単価の安い実話雑誌系の執筆が中心だったので、書けども書けども給料は上がらず…という状態が3年間続きました。
一応、やりたかった仕事に就けたので、必死にがんばりました。
なるべくならブラック企業は避けたいところですが、デザインや編集系のプロダクションなど、どうしても就業時間が長くならざるを得ない業種はあります。
そうした職種に就きたい場合は、ある程度覚悟が必要です。
ついに転職サイトを使って転職!
そのプロダクションは3年で辞め、転職することにしました。
理由は、結婚してしまったからですねw。
嫁から「もっとまともな企業に就職しろ」というプレッシャーがハンパなかったのですw。
ここはごく普通にリクナビNEXTで企業を探しました。
文章を書く仕事ならなんでもよかったのですが、運良くとある広告代理店の制作職に転職できました。
求人メディアも数多く扱っているため、人材系の情報網も広いですし、幅広い業界の人事関係者に生の声が聞くことができるのが私の強みです。
転職エージェントは使わなかったのか? というと、当時は存在そのものを知りませんでしたねw。
自分でよさげな企業を探して何社か面接に行ったのですが、エージェントを利用していたら、もっとスムーズに、もっと自分の価値を上げて転職できたのではないかと思うと、もったいなかったかな、という気もしています。
キャリアが浅いからこそ、転職エージェントを
いま在籍している会社でも、新卒で他社をすぐ辞めてしまった人や第二新卒層が営業職で入社することもあります。
彼らの話を聞くと、やはり転職エージェントは利用しておらず、リクナビNEXTやマイナビ転職といった転職サイトしか使ってないといいます。
20代でキャリアが浅いと、転職エージェントを利用するという選択肢はほとんどないというのが実情のようです。
これは、非常に損をしています。
もったいない話です。
既卒・第二新卒層を募集している企業は、たくさんあります。
もちろん、転職サイトなどで自力で探すこともできるのですが、求人企業の内情に詳しい転職エージェントを利用したほうが有利なのは当然です。
新卒で会社をすぐ辞めてしまった人や、キャリアが浅い人こそ、20代向けの転職エージェントの力を活用すべきなのです。
もちろん、登録から紹介まで、すべて無料です!
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