転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

あなたの会社は、誰が一番忙しそうですか?

新卒ですか?

先輩たち、平社員ですか?

係長・主任クラスですか?

課長ですか? それとも次長?

部長が忙しそうですか?

 

係長・主任クラスは現場を取り仕切るリーダーですので、忙しくて当たり前。

新卒の新人やその先輩と一緒になって数字を作っていく存在です。

 

それでは、課長や次長はどうですか?

このクラスは、チームの強化や業務フローの改善などを考え、現場を管理し、部署として成果を上げていかなくてはならない立場です。

 

しかし、よくあるのが「課長のやっていることが主任クラスと変わらない」という会社。

課長も自分のチームの予算達成に必死になっている…。

 

それでは、部長はどうでしょう?

会社の会議に追われつつ、外を飛び回り自分の仕事に手一杯で、部下の面倒を見る時間はほとんどない…なんて状況ではないでしょうか?

 

よって、部長が一番最後まで会社に残って仕事をしていたりします。
なぜなのでしょう…?

 


 

 プレイングマネージャーの限界

 

部長は部署の責任者として、大口のクライアントを担当し、数字の面でも部署を引っ張っている。一方で経営会議など出席しなければならない会議の数も多く、業務過多が続いている…。

 

こういう人を「プレイングマネージャー」といいますよね。

現場で第一線として活躍しつつ、部署内のマネジメントもこなすという役回りです。

名前からするとカッコよくも感じますが、最近の経営理論的にいうとあまり肯定的でない意見が多いように見受けられます。

 

なぜか。

結局、マネジメントがおろそかになってしまうからなんです。

 

プレイングマネージャーでOKなのは、課長クラスまで。

部長職の本来の仕事は、部署のビジョンを立てたり、部下が働きやすい環境を整えたり、経営者の意向を部下に伝え、達成方法を考えたりすることです。

 

要は、マネジメントということです。

 

会社の経営状況を考え、自分が「数字を作らないと…」と考える責任感の強い部長が多いのも事実です。

 

しかし、それを自分でやるのではなく、部下にやらせ、責任は自分でとるのが部長の役割です。

 

 マネジメントができていないと、社内環境は劣悪に…

 

部下と一緒に外に駆けずり回り、連日遅くまで働いている部長のいる会社の社内環境がいいはずがありません。

売上ばかりに目が行ってしまいがちな会社は、上層部にもマネジメントの意識があまりなかったりします。

だから、部長も課長も主任も責任の大きさが違うだけで、さほど仕事内容は変わらなくなってしまうのです。

 

あなたの会社の部長をよく見てください。

もし上記のような部長なら、社内の人間関係は良好とはいえないかもしれません。

 

ただ、責任感がある分、まだマシです。

上層部に絶大な権限がある一方、責任は部下に押しつけるというのが真のブラック企業です。

 

ブラック企業一歩手前で踏みとどまっている企業というのは、実は非常に多いのではないでしょうか。

 

自分の業務に追われしまいがちですが、自分自身を守るために会社の状況をしっかりと見回すことも大切です。