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有給休暇の理由を聞いてはいけない

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

『ドラゴンクエストⅪ』が発売されたようですが、某企業で「ドラクエをクリアするため。」とした有給休暇申請書がツイートされ、話題となっています。

 

 

ツイートした上司の方は「色々考えた結果承認した。」そうです。

「理解のあるいい上司だ」なんて思ってはいけません。これはいくつか問題がはらんでいます。

 

 

まず、会社の申請書が公になってしまうことは、コンプライアンス上の問題があります。「取得者の名前を隠せば大丈夫だ」と思ったのかもしれません。しかし、ツイート主はプロフィールに所属会社名と役職まで記載しているので、容易に社名が判別できてしまいます。社内申請書を安易に公開する会社に対し、不快感を示す取引先もあるでしょう。

 

そして、そもそも有給休暇に理由を問うこと自体が間違っています。

 

「ドラクエをクリアする」ことが問題なのではない

 

有給休暇は労働者の権利であり、会社側は与える義務があります。権利行使の制限は違法となります。

 

有給休暇は、何に利用してもいいというのは当然で、そもそも理由を聞かれる筋合いのないものです。会社側は「ドラクエをクリアする」という理由を承認するのではなく、有給休暇の取得を無条件で承認しなければいけないのです。

 

ただ、有給休暇取得の時季は考慮しなくてはなりません。労働基準法では、会社側に「時季変更権」が認められており、その事業所に重大な損失を与えるようなタイミングで申請を出された場合は、他の日に与えることができるとされています。

 

実際には、それぞれのプロジェクトのスケジュールや、他の社員との関係を考慮した上で、有休取得の日程を決めていくのが穏便かと思います。

 

とはいえ、ただでさえ取得しづらい有給休暇。2020年までに70%の取得率という政府目標も非現実的で、日本では「有給休暇は労働者の当然の権利」という企業文化が根付くのはまだまだ遠い未来というのが実感かもしれません。

 

そういった風土だと、有給休暇申請書に「事由」欄がすぐになくなるとは考えられません。

 

「ドラクエをクリアするため。」などと、ど正直に書く必要はないと思いますが、「所用のため」と記入すれば充分です。

 

もし、あなたの会社が有給休暇取得の理由を執拗に聞き出したり、病欠や冠婚葬祭以外の理由で休めなかったりしたら…?

 

それは完全にブラック企業です。

労働基準監督署に相談するか、もしくは、労働環境の整った会社に転職することをおすすめします。

 



「新型うつ」を認めない会社は即効辞めるべし

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

気分の浮き沈みが激しかったり、ちょっと上司に指摘されただけで深く傷ついたり、仕事はまったくやる気はないけど、休日になると急に元気になる…。

 

こんな人、あなたの職場にいませんか?もしくは、あなた自身かも?

これは典型的な「新型うつ」の症状です。20代、特に女性に多いとされています。

 

 

「新型うつ」のやっかいな特徴は、「まわりからするとわがままにしか見えない」ということ。自己愛が強く、他罰的になったりするケースも多く、従来の「定型うつ病」と正反対の特徴があります。

 

これまでのうつ病だと、自己否定的、自責的、見た目もどんどんやせ衰えてまわりからも心配されますが、新型うつは過食傾向があり、仕事以外ではものすごく元気だったりするので、同情されるどころか「単なるワガママ」と呆れられてしまうところが悲しかったりします。

 

ささいなことで、プライドがズタズタに

 

「新型うつ」の気分が落ち込んでしまうメカニズムは、「拒絶過敏性」にあると指摘する専門家がいます。

 

例えば上司に「最近ケアレスミスが多いぞ」と軽く注意を受けたとします。それだけの注意なのに、その言葉に過敏に反応してしまい「プライドをズタズタされた」と悲観的に感じてしまい、重いトラウマとなってPTSD(心的外傷後ストレス障害)のような症状になってしまうといいます。

 

通常のPTSDは生死に関わる出来事など、深刻な体験をした結果発症する病気なのですが、「新型うつ」の若者は、何らかの原因でその沸点が異様に低くなってしまっているといえそうです。

 

「新型うつ」を放っておくと大変なことになる!

 

実は「新型うつ」という病名は心理学上では存在せず、マスコミがつくった言葉です。新型うつは「非定型うつ病」との類似点が多いと指摘する学者もいます。その特徴は、自分に不都合な出来事が起こると気分が沈み、楽しいことがあるとウソのように元気になる、しかし長続きせず、また憂鬱状態に戻ってしまう、といったように、「新型うつ」とよく似ています。

 

ともあれ、「新型うつ」的な症状のある人は、そのままにしていてはいけません。もちろん、放っておくと社会生活にひどい悪影響を及ぼしますし、症状が固定化してしまい、治りづらくなってしまうといいます。

 

新型うつはパニック発作を起こす場合もあり、パニック障害との関連性も指摘されています。重病化する前に、適切な治療が必要です。

 

ですので、「新型うつ」を「若者のワガママ病」と片付けると大変なことになります。もし、「新型うつ」的な傾向のある社員がいたら、休職させるなりカウンセリングを勧めるなりしないといけません。社内でできることは限られているので、専門家の判断を仰ぐのが得策といえるでしょう。

 

従業員数50人以上の企業は、従業員のストレスチェックが義務付けられています。従業員のメンタルヘルスを疎かにする会社は、充分にブラック企業の要素があると考えられます。

 

もし、あなたが仕事によってメンタルがおかしくなったとき、会社はどんな対応をしてくれるのか…?

 

こんな視点も、転職を考える大事な要素のひとつかもしれません。

 



労働環境を改善しない企業は生き延びていけない

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

政府が躍起になって進めている「働き方改革」。残業時間を減らす努力をしている企業もある一方、手付かずの企業も多いといった具合で、まだまだ全国的な広がりをみせているとはいい難い印象です。

 

そんな中、オランダ系の人材サービス会社ランスタッドが、「休日活動、仕事の状況に関する調査」を実施しました。調査の対象は、全国の一般企業に勤務する20~69歳の男女1800人。その結果は以下の通り。

 

「未消化の有給休暇が多い」…59.8%

「まとまった休暇が取りにくい」…53.4%

「在宅勤務など勤務時間・形態の自由度がない」…50.2%

 

有給休暇は取りづらく、固定された勤務形態に不満を多く持っていることがわかります。労働者の権利であるはずの有休ですが、周りの顔色をうかがいながら恐る恐る申請する、といった光景が目に浮かびます。

 

もちろん、大きな支障を来さない日程で取得するなどの配慮は最低限必要ですが、公休日の前日や後日には取りづらいなどの雰囲気があると、旅行にもなかなか行けず、リフレッシュもままなりません。

 

また、「残業時間が長い」といった不満も3割近くあり、こちらもまだまだ改革が行き渡っていないことがわかります。

 

生産性を上げるためには…?

 

そもそも、なぜ政府は「働き方改革」なるものを推進しているのでしょうか?その理由のひとつに、生産性の向上があります。

 

少子高齢化が進み、日本の労働人口は減る一方です。そうすると、少ない労働人口で経済成長を遂げるには、生産性を上げていくしかありません。そのためには、課題がふたつあります。業務効率化と、労働時間の削減です。

 

業務効率化と労働時間の削減…これは、ブラック企業がもっとも不得意とするもの。このふたつがずば抜けて悪く、しかし倒産までには至らない会社がブラック企業であるともいえます。

 

上司が帰るまで帰れない、無駄な会議が多く、その資料作成に夜遅くまでかかってしまう…といった無意味な慣習が、非効率と長時間労働を助長しているのです。

 

働き方の多様性が鍵

 

生産性を上げるためには、従業員の意欲・満足度を高めることも大切です。上記の「休日活動、仕事の状況に関する調査」でも休暇に対する不満が多いのがわかりました。

 

注目したいのは、「在宅勤務など勤務時間・形態の自由度がない」という不満がほぼ半数を占めていることです。

 

社会保障が充実し、生産性も高いとされる北欧のノルウェーと日本との働き方の違いを比較したデータがあります。

 

●始業・就業時間が決まっている

日本…65.5%

ノルウェー…17.5%

 

●働く場所を問わない「リモートワーク」が認められている

日本…20.9%

ノルウェー…77.5%

 

●休日出勤の頻度

日本「ほぼなし」…75.6%

ノルウェー「ほぼなし」…47.5%

 

(ワークスアプリケーションズが2016年に行った調査による)

 

これを見ると、ノルウェーはフレックス制度を導入し、個人のライフスタイルに合わせて柔軟に勤務していることがわかります。ノルウェーでは朝の通勤ラッシュでクタクタ…なんてことはなさそうです。

 

意外なのは、ノルウェーのほうが休日出勤の頻度が高いこと。といっても、ノルウェーの場合は会社に出勤するわけではなく、自宅で書類作成やメールでの対応をしているということだそうです。状況に応じて臨機応変に対応することが、効率化につながっていることがわかります。

 

同じ調査では、「自社の生産性が高い」と感じている日本人は23%、ノルウェー人は93%という結果が出ています。この結果だけを見れば、働きやすさが効率化を生むということがいえそうです。

 

労働人口は確実に減っていき、どの業界も慢性的な人手不足になっています。生産性向上を目指し、勤務形態を多様化するなど従業員の働きやすさを改善していかないと、企業は求職者から見向きもされなくなってしまうでしょう。

 

もし、あなたがヒドイ労働環境で働いていたとしたら、さっさと転職してしまうことをおすすめします。そういう会社は、今後生き残っていけないのですから。

 

新卒入社した会社をどうしても辞めたい人にお勧めの転職エージェント5選

 

20代第二新卒の転職ならマイナビジョブ20’s

営業に向いてない人が無料でITエンジニアになれる方法

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

現在の転職市場は大変な賑わいをみせており、まだまだ売り手傾向は続くと予想されます。

「いくら求人を出してもなかなか人が集まらない」と嘆く企業の人事担当が多いのも事実。求職者にとっては選択肢が増えて望ましく、企業側にとっては人材不足が続く悩ましい、といった状況です。

 

「今こそ転職のチャンス!」なのですが、ちょっと冷静に考えてみましょう。いくら人手不足といえども、誰でもいいわけではありません。あなたは企業が欲しがるようなスキルを持っていると自信を持っていえるのでしょうか?

 

 

正直、人気の事務職の転職はキビシイ

 

転職サービスのDODAの調査によると、転職求人倍率の高い業界は以下の通り。

 

    1位 IT・通信業 5.90倍

    2位 接客サービス業 2.93倍

    3位 メディア業 2.72倍

    4位 医療サービス業 2.55倍

    5位 メーカー 1.74倍

 

また、職種別の倍率は、

 

    1位 IT技術職 7.62倍

    2位 専門職 5.17倍

    3位 電気技術職 4.44倍

    4位 建築系技術職 4.16倍

    5位 営業職 2.68倍

 

となっており、業界・職種ともIT関連業がダントツに求められています。続いて医療や電気、建築といった専門性の高い分野が並んでおり、専門スキルを持った即戦力のニーズが高いことが見て取れます。

 
しかし、転職相談者の多くは、一般事務職と営業職。事務職と営業職といえば、なかなか専門スキルつきづらいのが正直な印象です。ちなみに、「事務・アシスタント系職種」の求人倍率は、0.25倍。けっこう足りていますねw。

 

とはいえ、営業職はまだまだ需要がありそうです。「上司や先輩がムカつく」「もっとキャリアアップをしたい」という人は、転職に前向きになってもいい状況です。

特に20代ですと専門知識や経験を問われることは少なく、ポテンシャル採用をする企業が多くあります。

 

営業職に向いていないとわかったら、IT技術者に!

 

新卒で入社して営業職をしていくなかで、「自分は営業向いてないのでは…」と感じている人も多いのではないかと思います。営業職独特のノリについていけない、飲み会がやたら多い、精神論を押しつけてくる上司がいる、ネチネチした性格の意地悪なクライアントに理不尽な要求をされている…といった悩みを抱えながら日々鬱々と業務をこなしている人もいるでしょう。

 

もし、これ以上続けていくのはムリと思うのなら、いっそのこと需要の高いIT技術者へ転身してしまうのも一つの手です。

 

未経験でもIT企業に就職できる「ウズウズカレッジ」

 

株式会社UZUZが運営する「ウズウズカレッジ」は、研修を行いながら書類選考なしで合同面接に参加できる既卒・第二新卒向けの転職サービスです。ここの特長は、知識ゼロの未経験者を研修でITスキルを身につけさせ、面接できるレベルにまで持っていってまうところ。

 

【ウズウズカレッジ】


 

 

はじめに説明会に参加し、研修の概要を聞きます。受講することになったら、さっそく研修に入ります。コースは下記の3つ。

 

・ハイブリッドコース 期間:5週間

 →まったくの未経験者がITエンジニアや営業になるための研修

・ITエンジニアコース 期間:4週間

 →まったくの未経験者がITエンジニアになるための研修

・営業コース 期間:4週間

 →まったくの未経験者が営業になるための研修

 

ITスクールなどに通ってエンジニアを目指す人もいますが、はっきりいって、そんな必要はありません。ウズウズカレッジを利用すれば、無料で講義を受けられ、しかも企業と面接までできてしまうという、至れり尽くせりのサービスといえるでしょう。

 

「ウズウズカレッジ」を利用するには、会社を辞めなければならない!

 

ここでひとつ注意点。

以前「退職してからじっくり転職活動を…では絶対に成功しない訳」という記事を書きました。これはこれで間違っていないのですが、ウズウズカレッジを利用するとなると、研修プラス面接でみっちり4週間は必要です。在職中の人は、退職するしかありません。

 

ただ、本気でITエンジニアを目指し、会社を辞めてからITスクールを3ヶ月ほど受講し、卒業して何のサポートもなく就活する…といったコースよりも、無料のIT研修を受講し、サポートされならがら企業の面接を受けられるウズウズカレッジを利用したほうが賢い選択といえます。

 

退職前にウズウズカレッジの説明会に参加し、在職中であることを打ち明け、個別に相談してみるのもひとつの手でしょう。「他社の20倍サポートに時間をかけます」とうたっているので、きっと親身になって話を聞いてくれるはずです。

 

「ウズウズカレッジ」評判は…?

 

ひょっとしたら「株式会社UZUZ」という怪しげな社名が引っかかる…なんて人がいるかもしれませんw。良い部分を挙げるとすると、ベンチャー企業ですので前例にとらわれることなく、社長や社員も若く、熱いサポートが期待できるというところでしょうか。

 

紹介してくれる会社は、IT企業や営業職が中心です。「事務職を希望したのにIT系の求人を紹介された」なんて声があるようですが、それは仕方ありません。なんせ、事務系の求人倍率は0.25倍ですので…。

 

人工知能にIoT、フィンテックといったように、これからはITの知識や技術が必須となってきます。知識ゼロでもITの分野にチャレンジできるのは、20代の強みでもあります。

 

自分を変えるのは、自分の意思の力がまず必要。大きな決断が、あなたの新しい未来を切り開きます。

 

ブラック企業を量産している元凶は、中学の部活だった…??

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

教師の長時間労働がいろいろと問題になっています。授業と部活動の両立が難しく、長時間労働になることが多いのが現状。しかも、部活動手当は4時間従事して3600円しか支給されません。教師こそがブラック職業の最たるものだと主張している人もいるくらいです。

 

 

朝日デジタルのアンケートによると、部活動は前例や慣習、保護者の希望などによって長時間になりがちであり、それが長時間労働に影響していると考えている教員が多いという結果が出ています。

 

 

「土日も含めて長時間練習は当たり前という伝統があり、前例を覆すことが難しい」と嘆く教師や、「子供が毎日部活の練習でくたくたになって帰宅し、勉強どころではない」と心配する保護者も多いのにもかかわらず、日本にはびこる前例主義や同調圧力が隠然と影響していることが伺えます。

 

一方で「一生懸命部活動に打ち込むのは貴重な経験で、それをブラック企業と結びつけるのは短絡的」とする意見や、「企業は部活動を通して身につくストレス耐性を備えた人材を求めている」といった声もありました。

 

「働き方改革」よりも必要なこと

 

生徒には早朝、夕方、土日も休まず練習をさせ、教師は通常授業に加えて部活の指導、手当はわずかといった状況は、長時間労働で薄給のブラック企業と同質と言わざるを得ません。こうした長時間練習を助長する考え方がまだまだ根強い教育環境では、部活動の体制を変えていくのは時間がかかりそうです。

 

もちろん、部活動で得られる体験は、素晴らしいものも多いと思います。練習に打ち込み、チームワークを学び、大会で結果が出たときや、悔しい思いをするのも得難い経験といえるでしょう。しかし、部活動が適切な休みなく続けられていたとしたら問題です。

 

どうしてこのような悪しき体質が改まらないかというと、やはり、長時間練習をすることによって根性を身に着け、社会に通用する人格がつくれるという幻想があるからだと思います。根性を身につけるという幻想からは、指導者や先輩によるイジメが発生する土壌もつくられているでしょう。

 

ブラック企業撲滅を目指し、政府主導で「働き方改革」を進めています。それも一定の効果はあるかもしれませんが、中学・高校での部活動が日本独特の「根性礼賛主義」をつくっていたとしたら、それこそ改めるべきことだと思います。

 

退職してからじっくり転職活動を…では絶対に成功しない訳

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

転職を決意したとき、あなたはどちらを選択するでしょうか?

 

A:会社を辞め、じっくり腰を据えて転職活動をする

B:在職したまま仕事を探す

 

これは、圧倒的にB「在職したまま仕事を探す」が正解です。
 

 

何らかの不満があって会社を辞めるケースが多いでしょうから、「辞めよう!」と思い立ったらすぐ退職してしまいたい気持ちもわかります。また、いったん会社を辞めて、少しゆっくりしてから転職活動を始めたい気持ちもよく理解できます。

 

しかし、そんなにのんびりしている余裕はないのが普通です。自己都合で退職した場合、失業手当が給付されるのは約3ヶ月後。3ヶ月間も無給状態の中、平常心で就職活動ができるでしょうか? 下手にアルバイトなどしてしまうと、就活に支障をきたすおそれもあります。

 

失業手当が給付される期間も3ヶ月。なんとかこの期間中に就職したいところです。そうなると、適切な判断を狂わすモノが出てきます。そう、「焦り」と「不安」です。なかなか内定が出ない状況になってしまうと、「もうどこでもいい」状態となり、不本意な転職になる可能性が高まります。

 

焦りを感じずに転職活動を行う方法、それは「在職したまま仕事を探す」しかありません。在職中は確かに忙しいかもしれませんが、合間合間で仕事探しをすることは可能なはず。さすがに職場で転職サイトを堂々と見るわけには行きませんが、通勤中だったらスマホで見ることはできます。面接となれば、半休をとるか、もしくは在職中であることを面接を受ける会社に告げ、勤務終了後にしてもらえばいいのです。生活の心配をすることはないので、今後のキャリアを見据え、落ち着いて次のステップを考えることができます。

 

絶対にしてはいけないコト

 

注意しなければいけないのは、転職活動をしていることを絶対に社内の人に漏らさないこと。信頼のおける同僚でもダメです。「誰にも言うなよ」は、「絶対に押すなよ」といっしょでフリでしかありませんw。一言漏らそうものなら、ウワサはたちまち社内に広まってしまいます。どうせ辞めるのならどうでもいいと思うかもしれませんが、退職は円満にが基本。以前在籍していた会社が将来お客さんになることはよくありますし、変にギクシャクした関係で終わってしまうのは精神的にもよくありません。

 

それと、在籍しながら転職活動のもうひとつのメリットは、やっぱり転職しないという選択肢も選べることです。面接で他社の方と話をしていくうちに、現在働いている会社の立ち位置や自分がこれから何を目指すべきか見えてくることもあると思います。そうしたなかで、あえて転職しないという判断も出てくるかもしれません。

 

今勤めている会社がヒドイブラック企業であれば、いっそ会社を辞めて退路を断って…という考えもアリかもしれませんが、そうでなければ、普通に給与をもらいながら転職活動を行うほうが、断然有利です。自分の将来を決める活動ですので、焦らず落ち着いて考えられる環境づくりが大切です。

 





未経験でもITエンジニアになれる…??

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

新卒で入社したものの、「本当にこのままでいいのか?」と自分の現状に焦りを感じている人もいるでしょう。これからの時代、オペレーション的な仕事は人工知能(AI)に取って代わられてしまい、専門スキルや知識を活かせたり、付加価値を与えられる経験を積まないと生き残っていかれないんじゃないか…などと不安を抱くのは、しごくまっとうな感覚だと思います。事務とか営業職は、人工知能がもっと高度化すれば、今後なくなってしまう可能性も指摘されています。

 

では、どんな職種が人工知能に仕事を奪われずに生き残っていけるのでしょうか?少なくともITの分野でスキルを磨けば、しばらくは食いっぱぐれることはないと考えていいでしょう。IT社会といわれる現在、いたるところでシステムやアプリケーションが稼働され、つくられています。

 

 

とはいえ、プログラミングなんてまったくわからないし、そもそも文系なので、理系的な論理の世界についていけそうもない…などと最初から諦めてしまっていないでしょうか?あなたが20代であれば、未経験でもITの分野に進める可能性は十分にあります。

 

ベンチャーや中小規模のシステム会社ですと、未経験のプログラマーやネットワークエンジニアを募集しているケースがしばしばあります。初心者を応募しているわけですから当然、ゼロベースから学べる研修があり、求人でもそこはうたわれているはずです。どんな研修が行われるのか、面接時に確認してみましょう。

 

そもそもどんな職種があるの?

 

「ITエンジニア」といっても高度に細分化されていますので、一括りにすることはできません。ここでは最低限覚えておきたい代表的な職種をご紹介します。

 

●システムエンジニア(SE)

ITエンジニアの代表的な職種といえるのがSEです。SEはコンピュータシステムの設計・作成を担う重要な役割を果たします。クライアントの業務効率化を図るためにどんなシステムが必要で、どんな仕様になるのかを設計し、形にしていきます。

 

システムについて熟知していなければならいので、プログラマーとしてある程度経験を積んだ後にSEへ、といったステップアップが一般的です。

 

●プログラマー(PG)

SEが作成した設計図を元に、プログラム言語でシステムやアプリケーションを組み立てていく仕事です。
 

JavaやらJavaScriptやらRubyやらPHPやらC言語やら…といったのがプログラム言語で、このあたりを覚えていくことがITエンジニアとしてのスタートとなるでしょう。

 

●ネットワークエンジニア

SEやプログラマーがつくったコンピュータシステムを、みんなが使えるように専用機器に接続してネットワークシステムを構築し、運用、保守していくのがネットワークエンジニアの仕事です。

 

ひょっとしたら地味な印象はあるかもしれませんが、非常に大切で必要不可欠な職種。ネットワーク利用者のトラブルに対応することも多く、相手の知識レベルに合わせた説明能力も必要でしょう。

 

スクールに通わなくても大丈夫?

 

未経験で知識もほとんどないので、せめてスクールに通わないと…と思うかもしれませんが、必ずしも必要ありません。週1、2回の通学で3ヶ月で完結するコースもあったりしますが、身につくスキルもたかが知れているので実践的とはいえず、面接時に意欲のアピールくらいにはなるかな、といった程度の効果でしょう。

 

であれば、何か1冊プログラム言語の超入門的な書籍を購入し、それを学びながら転職活動をしたほうが早いですし、効率的です。

 

研修が充実しているIT企業を紹介

 

転職サイトを見れば未経験歓迎のIT企業はけっこうありますので、どんな研修が行われているのかしっかり確認して、応募するのもいいでしょう。

 

ただ、やはり実際に多くの企業情報を持っている転職エージェントに登録し、いろいろアドバイスを受けながら転職活動を行うほうが有利です。

 

利用者の9割が20代という若者向けの就活サービス「就職Shop」は、紹介する企業すべてに取材を行っているので、「入社したら、毎日日付が変わるまで働かされた」なんて心配はありません。

 
就職Shop


 

登録企業数は7600社。その中でもソフトウェア・ネットワーク系の職種と、IT・通信系の業種の求人の割合も多いことがわかります。

 

 

転職の専門家に相談すれば、未経験でもITエンジニアへの転職への道は夢ではありません。まずは興味を持ち、初心者向けのIT系の書籍を読むなど、知識を少しずつ身につけていくことから始めましょう。

 

わざとパフォーマンスを下げて残業代を稼ぐ方法…??

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

厚生労働省の公表によると、平成28年度の大学新入社員の平均初任給は203,400円となっており、前年を0.7%上回る過去最高となっております。各種保険料や所得税、住民税などいろいろ引かれて、手取りでもらえる平均は16万円ほどでしょうか。

 

「え〜、そんなもらってないよ!」

なんて方もいるかもしれません。手取り13万円なので夜コンビニでバイトしようと考えている人や、10万円ちょっとしかもらえてないので友人との外出を控えている…という声もあります。

 

 

あなたがブラックじゃない、まともな企業に勤めているのであれば、思い切って2〜3時間残って残業代を稼いでみましょう。先輩や上司に「何か手伝うことないですか?」と自ら仕事を増やすのです。やる気があると思われ、あなたへの高感度も上昇します。

 

仕事を増やすのは正直面倒です。ただ、最初の1ヶ月間は、そうやってあえて仕事を増やし、毎日残業する習慣をつけていきましょう。1ヶ月もそれが続くと、周囲はあなたのことを「毎日残業する人」と自然に認知するようになります。そうなったらシメたもの。自分から仕事を増やすのを止め、定時より2〜3時間過ぎたくらいに業務が終わるよう、わざと仕事のパフォーマンスを下げるのです。

 

ここで注意しなければいけないポイントがあります。あなたは「毎日残業する人」なので、いろいろと仕事を頼まれやすい状態になっています。1ヶ月間の何でも引き受ける期間が過ぎたら、今度は本当に忙しくならないよう、適切に断る習慣をつけましょう。毎日遅くまで残っているあなたが「忙しいから」と言えば、発注した社員も納得するはずです。

 

ただ、この方法で残業できたとしても、イマイチ仕事をした達成感や充実感は得られないかもしれません。給料と仕事内容に満足がいかないのであれば、転職を考えるのもひとつの方法です。

 

転職はキャリアコーディネーターに相談しよう

 

転職サイトを眺めて職探しもいいですが、本当に自分の資質に見合う職種や職場環境を見つけるのは至難の業。そこで頼りになるのが、転職をサポートしてくれるキャリアコーディネーターの存在です。

 

リクルートキャリアが運営する「就職Shop」は、利用者の9割が20代を占める若者向けの転職サービス。

 
就職Shop


 

ここの特徴は、キャリアコーディネーターがあなたの要望や経験をヒアリングし、適切な企業に書類審査なしで紹介するシステムを採用していること。自分で企業を探し、書類を書いて…という手間が省けるので、スピーディな職探しが可能です。

 

もちろん、100%取材済の企業の求人なので、労働環境がヒドすぎる…なんてことはありません。業種や職種も多種多様なので、やりたい仕事や業界の中から、あなたに最適な企業を紹介してくれます。

 

 

仕事で悩みが出てきたとき、専門家から様々な職種や業界の話を聞いてみるだけでも、視野が広がり、いい勉強になると思います。
 

年俸制だから残業代は出ないって…どんだけブラック!?

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

今は空前の売り手市場で、「ブラック企業」とレッテルを貼られてしまうと人材が集まりません。このような状況をしっかり認識している企業では、残業や残業代の支払などは労働基準法を順守し、それを必死でアピールするケースすらみられます。

 

ところが、こともあろうに入社後、「うちの会社は年俸制だから、残業代はでないよ」と平気な顔で言う企業もあるそうです。それって、アリなんでしょうか?

 

 

そもそも、年俸制は月給制とどう違うのでしょう?

実は、法律的には賃金決定の時間的単位が「年」であるというだけ。それが「月」であれば月給制だし、「日」であれば日給制、「時」だと時給制となります。

 

ですので、月給であろうと年俸であろうと、残業が発生した場合、企業はその分の賃金を支払う義務が当然あるわけです。

 

「年俸制≒成果主義」は大きな勘違い

 

ここでちょっと、年俸制について考えてみましょう。

 

厚生労働省の就労条件総合調査(2014年)によると、年俸制を導入している企業の割合は9.5%。2006年の同調査では17.3%、2010年では13.4%ということで、年俸制を導入している企業は年々減少しています。一方、企業規模が大きいほど導入している割合が高いこともわかっています。

 

月給制の企業で働いていると、あまり年俸制のイメージがわかないかもしれません。大企業?外資系?成果主義?といったちょっとハードルが高そうなイメージや、ボーナスや残業代は出ないのでは…??などというデメリットを思い浮かべてしてしまう人もいるでしょう。

 

もちろん、労働基準法では「毎月1回以上の支払の原則」がありますので、年俸制でも12分割、もしくは年2回のボーナス月を想定して14分割で支払われるケースが一般的です。

 

年俸制≒成果主義のイメージがついてしまいがちなのは、スポーツ選手の報酬が年俸制だからでしょう。年俸は成績に大きく左右されます。代理人を伴い、評価を巡って所属チームと交渉するスポーツ選手の姿は、テレビでもお馴染みです。

 

そうした背景もあるせいか、日本では年俸制と成果主義をセットにしている企業が多いのも事実。これは、大手企業などが年功序列から成果主義に移行しやすいように、給与の支払と評価制度をいっぺんに変更したためだと思われます。

 

つまり、月給制を維持しながら成果主義に変更するより、成果主義と親和性の高い年俸制にしてしまったほうが反発が少ないという企業側の戦略にまんまと乗せられているのです。

 

しかし、勘違いしてはいけません。年俸制だからといって、時間外労働手当を支払わなくていいなんてことはありません。企業は年間での評価額にプラスして、規定の時間外労働手当を支払う義務が当然あります。

 

ただ、気をつけなければいけないのは、年俸額に「みなし残業」が含まれている場合。仮に「みなし残業60時間」となっていたら、月60時間以内の残業代は支給されないということになってしまいます。これは、月給制でも同じです。

もし、あなたが現在働いている企業や、これから転職しようと狙っている企業が年俸制の場合は、会社の規定をよく調べてみたほうが良さそうです。

 
 

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超売り手市場の今のうちに転職しちゃいなよ

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

2017年4月の有効求人倍率は1.48倍という結果。これは、バブル期の1990年11月の1.45倍を上回る記録となりました。

 

人手が足りず、企業は数少ない求職者を取り込むために必死です。最近は「ノー残業」、「残業少なめ」をうたう企業が増えていますが、スーツ販売大手「スーツのはるやま」を展開するはるやまホールディングスは、なんと「No残業手当」を今年度から導入しました。月間の残業がゼロだった社員に対して、15,000円の手当を支給するそうです。

 

 

CMはガッキーを起用しています。

 

はるやまホールディングスは、NHKの『クローズアップ現代+』にも取り上げられていました。時間内で業務を終了させるよう、店内で通常10秒かかる距離を8秒で歩くトレーニングをしたり、稼ぎ頭のベテラン社員も定時退社のために時間を切り詰めていたりと、かなり企業努力をしている模様です。

 

電通の高橋まつりさんの事件がきっかけとなり、政府はようやく「過労死等ゼロ」緊急対策を取りまとめ、世の中もその動きに準じてきています。

 

しかし、まだまだ悪質なブラック企業は存在するのも事実。業務終了時刻になると社員全員にタイムカードを切らせ、そのまま時間外労働させている企業もあるといいます。それも、そこそこ有名な企業なので始末に負えません。

 

たとえそのようなブラックに勤めていたとしても、スキルが身につくなり、人脈が作れたりなど何かしらメリットがあるのなら、続けていく意味はあると思います。

 

そうではなく、仕事は辛い、人間関係もこじれている、プライベートな時間がなく疲れ果てている…といった状態であれば、即刻転職活動をするべきです。あなたが20代であれば、引く手あまたです。

 

熟年世代の価値観の押しつけは、ブラックそのもの

 

それでは、なぜ無理のない労働環境づくりを推し進める世の中の動きに逆行する企業がまだまだ多いのか? それは、40代以上の課長クラスより上のベテラン勢が、若者の意識を理解できてないからです。

 

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが今年度の新入社員に調査した「会社に望むこと」というアンケートがあります。

 

 

3位には「残業がない・休日が増える」が入っており、次いで4位は「給料が増える」という結果になっています。これは、前年度までは「給料が増える」が「残業がない・休日が増える」より上位のランクだったのですが、今年になって初めて順位が逆転したそうです。

 

もちろん、熟年世代も頭では若者の労働意識の変化はわかっているのだと思います。ただ、それを良しとせず、自分たちが長時間労働で鍛えさせられた苦労を押し付けようとしているのであれば、その環境はまさにブラックです。

 

焼け野原から再出発した戦後日本は、モーレツに働いてGDP世界2位にまで成長を遂げました。そして安定成長は終焉しバブル崩壊、リーマンショックからのデフレ期、アベノミクスと推移し、今、経済は成熟期を迎えていると言っていいでしょう。

 

物質的な豊かさを求める時代はとうに過ぎ去り、若者は交友関係、コミュニティ活動、趣味、自分磨きといった精神的な豊かさを求めています。

 

そのような若者世代に、熟年世代と同じ価値観を押し付けても、それは無理に決まっています。

 

考えを改められない熟年層が幅をきかしている職場にいても、良いことはありません。家庭を持つ前に、自分の働きやすい環境に身をおき、力をつけていくことが賢い選択肢だと思います。