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カテゴリー:ブラック企業

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

この先、なくなりそうでなくならないのがブラック企業。

 

みなし残業だからといって固定残業時間を定めず連日深夜まで勤務させていたり、有給が極度に取りづらい環境であったり、パワハラ、セクハラ、マタハラが横行している企業がある、といった声は、いまだに耳に入ります。

 

やっかいなのは、売上ダウンのため人件費を増やすわけにはいかず、膨大な作業を限られた人員でこなすしかない…といった悲惨な労働環境を放置している企業が多いということ。

 

新天地を求めるにも身動きは取りづらく、受け入れ先も果たしてあるかどうか…といった状況に頭を抱えている人も少なくないと思います。

 

「仕事や職場の環境がつらすぎて、すぐにでも退職したいけど、会社の状況を考えると言いづら過ぎる…しばらく我慢して働くしかないのかな…」

 

なんてことを少しでも思っていたら、要注意!!

 

鬱の一歩手前です。

 

さっさと退職し、心身ともに休息を与えることが必要です。

 

 
 

「いい人」ほど退職代行を利用するべし!

 

…とはいっても、なかなか「辞める」とは言い出せませんよね。

 

どうせ引き止められるだろうし、責任放棄のように言われかねないし、上司に退職の意向を伝えることを想像するだけでも、震えてしまう…なんて人も、実際にいると思うんです。

 

そういう人は、例外なく「いい人」です。

 

人一倍責任感が強く、自分のことは差し置いてまで、和が乱れないよう周りに気を配ってしまう…。

 

経営者からしてみればまさに理想的な社員ですが、無理を重ねると心身ともに不調をきたし、取り返しのつかない事態になりかねません。

 

会社を辞めないと、本当に自分が壊れてしまう…。

 

そんなとき、簡単に、そして即日、しかも円満に辞めることができる方法があります。

 

それが、退職代行サービスです。

 

「あなたが壊れてしまう、その前に!

 

メディアでもかなり報道されているので、ご存知の方は多いと思いますが、名前の通り、労働者本人に代わって業者が退職の手続きを行うサービスになります。

 

しかし、マジメなあなたは、代理人を通して退職の手続きをしてしまうことに、後ろめたさを感じてしまうかもしれません。

 

さらに、引き継ぎもしないでいきなり退職するだなんて、無責任すぎる、と。

 

引き継ぎに関していえば、退職代行を通して退職する際に、引き継ぎ書類を作成しておけば、さほど業務に支障はないでしょうし、最低限の誠意は示せると思います。

 

とはいえ、私も基本的には事前に自分で退職の意志を伝え、引き継ぎもきちんと行うべきだとは思います。

 

理想はそうなのですが、ひどい待遇のブラック企業であったり、無理難題を押し付けてくるクラッシャー上司がいたり、職場の人間関係がドロドロだったりした場合は、その限りではないでしょう。

 

どんな理由であれ、あなたが壊れてしまっては、どうにもなりません。

 

そうなる前に、次善の策を採ることが大事。

 

どうしても自分からは切り出せない、という場合は、退職代行にすべて任せる、という手段もあることを、覚えておいて損はありません。

 

でも結局、退職代行を使えば実質即日で辞められる

 

まず大前提として、労働者は退職の自由があります。

 

憲法で奴隷的拘束は禁止されていますし、職業選択の自由も認められています。

 

「とはいえ、いくらなんでも即日退職ってのは無理でしょ??」

 

と思ったあなたは、民法的には正解w。

 

法律的には退職日の2週間前には伝えないという決まりがあります。

 

…のですが、辞めたいと思った翌日から会社に行かなくても大丈夫です。

 

民法では2週間前ルールが書かれていますが、会社が認めれば退職は可能。

 

出勤しない社員のために保険料を支払う会社もそうそうないので、実質的に退職は認められることになるわけです。

 

「2週間前ではなくて、1ヶ月前では?」と思う方もいるかと思いますが、それは社内規則で決まっている企業が多いというだけで、法的な縛りはありません。

 

ここで気になるのが、契約社員の場合。

 

契約社員の場合、法的には「期限の定めのある労働契約」になり、契約期間中の途中退職するには「やむを得ない理由」が必要です。

 

なので、ブラックな環境に耐えられなかったら、それは立派な「やむを得ない理由」として認められるので、そこまで心配することはないでしょう。

 

退職代行サービス、3つのタイプ

 

退職代行サービスは、大きく分けて以下の3種類に分けることができます。

 

①退職代行業者のみ(非弁護士)が行う

②弁護士が代行業務を行う

③労働組合(ユニオン)が代行業務を行う

 

①の代行業者のみの場合だと、いわば資格も何もなく、ただ退職の意志を会社に通達するだけとなります。

 

これでもほぼ100%退職は可能となるのですが、退職日や有給消化、未払いの残業代の請求、離職票の発行依頼といった交渉は一切できません。

 

弁護士資格を持たないと、報酬を得て法律的アドバイスはできないことになっているからです。

 

③の労働組合は、団体交渉権を有しているので、企業との交渉が可能となります。

 

ですので、基本的には弁護士か労働組合がサポートする代行業者に頼むのが安心といえます。

 

しかし、必ずしも①の非弁護士ではダメだ! という訳でもなく、②や③にはないサービスがあったりしますので、そこはあなたの状況に応じた選択をするのが良いでしょう。

 

おすすめの退職代行サービス5選

 

最近はだいぶ代行サービスも増えてきて、どこを選んだらいいかわからない、という状況になってきてしまっています。

 

それぞれに特徴があるので、佐藤クリス的におすすめの代行サービスを5つご紹介いたします。

 

退職代行サービスNEXT

 

 

千代田区の豊楽法律事務所が代行する退職代行サービスです。

 

専任の弁護士が代行するので、退職はもちろん、有給消化、未払給料・残業代、退職金等の交渉も行ってくれます。

 

電話連絡のほか、メールやLINEで相談することもOK。

 

・一刻も早く辞めたい

・残業代をきちんと請求したい

・離職票をもらって失業手当を申請する予定

 

といった方は、安心して頼める退職代行サービスです。

 

退職代行サービスのNEXT

費用▶30,000円(税別)

※未払金、退職金の交渉は成功報酬で20%お支払い

 

 

退職代行EXIT(イグジット)

 

 

テレビや雑誌などでも露出が多い代行サービス。

このEXITが報道番組等で紹介され、退職代行サービスの存在を知った方も多いかと思います。

 

代行サービスの分類でいえば、EXITは非弁護士が代行業務を行う形態となります。

 

じゃあ、ダメだというわけではありません。
ここの強みは、退職のアフターサービスです。

 

晴れて一切会社の人と接触せずに退職が成功した後は、転職もサポートしてくれるのです!

 

EXITは大手転職エージェントと提携しており、そこに登録すれば転職用の書類作成のアドバイスや面接対策を含め、代行サービスの料金内で対応してくれます。

 

さらに条件はありますが、指定の転職エージェントで転職が決まった場合、代行費用を全額キャッシュバックするという特典まであります!

 

・一刻も早く辞めたい

・退職後、すぐ転職したい

・転職キャッシュバック制度を使いたい

 

といった方は、すぐにでもEXITに相談することをおすすめします。

 

退職代行EXIT

費用

正社員・契約社員▶50,000円

アルバイト▶30,000円

※退職完了まで追加費用なし

 

 

退職代行ガーディアン

 

 

法適合の合同労働組合が運営している退職代行サービスです。

 

労働組合は団体交渉権を有しているので、会社側と交渉することが可能です。

 

即日退職できるのはもちろん、離職票などの書類も会社から郵送するように伝えてくれるので、二度と会社に出向く必要はありません。

 

労働組合ということもあってか、比較的リーズナブルな価格設定となっています。

 

退職代行ガーディアン

費用▶29,800円

※退職完了まで追加費用なし

 

 

退職代行Jobs(ジョブズ)

 

 

こちらは顧問弁護士監修の退職代行サービスとなります。

 

弁護士が代行するのではなく、あくまで監修ですので、サービスを提供するのは非弁護士です。

 

退職率100%の実績はあるので、退職は問題なく可能でしょう。

 

有給消化や賞与の支給にも応じてくれるケースも珍しくはないようです。

 

非弁護士なので交渉はできません。会社側が要求を飲まなければそれまでですが、大抵の会社は無用なトラブルを極力回避しますので、高い確率で有給消化などの要求は叶えられそうです。

 

そして、退職代行Jobsの最大の特徴は、顧問の女性弁護士が利用者に無料の心理カウンセリングの特典がついていることでしょう。

 

セラピストとしても活躍する西前啓子弁護士のWebセミナーを受けることができます。

 

西前先生は自らも所属していた弁護士事務所を1年で辞めてしまったりと挫折も経験しているので、仕事やこれからの人生に不安を感じている方は、大いに参考になると思います。

 

退職代行Jobs

費用▶29,800円

※退職完了まで追加費用なし

 

 

弁護士法人みやびの退職代行サービス

 

 

名前の通り、弁護士事務所による代行サービスです。

 

一切出勤することなく即日退職は当然のこと、会社との直接のやり取りは一切不要。

 

労働者としての当然の権利を獲得して退職したい! という方にはピッタリでしょう。

 

・有休取得の交渉

・給与未払いへの対応

・退職金の請求

・未払いの残業代の請求

 

精神的に完全に参ってしまって「未払金なんかいらないから1秒でも早く辞めたい!」と切羽詰まっているあなたでも、今一度考えてみましょう。

 

あなたは今までに、有休を何日取得しましたか?

あなたは今までに、何時間サービス残業をしましたか?

あなたは当然、退職金を受け取れる立場ですよね?

 

世の中は法に基づいた正当な手続きを踏めば、ちゃんと求めるものが手に入るものです。

 

その手腕を、勉強するつもりでサービスを頼むのもいいかもしれません。

 

もちろん、24時間いつでもLINEやメールで無料相談できます。

 

とても上司に辞めるなんて言えない…なんて方は、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

 

弁護士法人みやびの退職代行サービス

費用▶55,000円(税込)

※未払金、退職金の交渉は成功報酬で20%お支払い

郵送料など▶実費

 

 

いまや検索すれば、どれを選んでいいのかわからないくらい退職代行サービスは乱立しています。

 

未払金や退職金といった当然の権利を要求したいのであれば、弁護士や労働組合系のサービス。

 

とにかく一旦退職し、その後の転職や相談などのオプションを求めるのであれば、非弁護士系の民間サービスを探してみると良いでしょう。

 

いずれにせよ、退職は明るい未来への第一歩です!

 

慎重に、かつ大胆にいきましょう!

 

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

先日、50代半ばくらいの電気設備工事会社勤務の知り合いから、こんなことを聞きました。

 

「最近、くだらない理由で会社辞めるやつらが多くてねぇ…」

 

とお困りの様子。

 

どんな理由で辞めてしまうのかと聞いてみたら、驚きの答が…!!

 

 

退職の理由

 

・男女共用トイレ

・分煙だと聞いたのに、カーテン1枚の仕切りしかない

・お茶汲みやFAX送信、コピー取りばかりやらされる

・週1回は飲み会があり、しかも強制的にカラオケを歌わされる

・社長の父親の介護

・朝礼で社歌を歌わされる

・残業代が出ない

・軽いボディタッチ

・有給がない

 

スゴイですね!

 

即、辞めたくなる事案しかありませんw。

 

まさにブラックのデパートw。

 

私は採用コンサルティングも行っていますが、彼がお客様じゃなくてよかったw。

 

彼がクライアントだったら、

 

「まず、経営陣を一掃しましょう。そして、あなたもクビです」

 

としか言えませんw。

 

ブラック沼にハマる危険

 

こんな昭和のドブラック企業が存在すること事態、日本の闇が垣間見えます。

 

40年くらい前からの取引先とずっと共依存みたいな形で取引し続け、時代に取り残されてもなんとか持ちこたえている企業。実は思ったより多いのかもしれませんね〜。

 

うっかりこんな企業に新卒で入社してしまったら大変です。

 

常識と違うと感じることができれば、すぐに転職できます。

 

しかし、意外とズルズル適応できてしまい、外の世界を知らず、ブラック企業だと気づかずに働き続けてしまう人も、なかにはいるのです。

 

そうなったら悲惨です。

 

その会社でしか通用しない常識に縛られ、知識もスキルもないままどこも通用しないまま年を取っていく…。

 

もし、あなたがそんな企業に努めていたとしたら、マジでヤバいです。

 

自分の会社がブラックだと気づく唯一の方法

 

このような会社は取引先も同じ体質なので、普通の企業と接触する機会はあまりありません。

 

なので大切なのは、情報に触れること。

 

すなわち、勉強することです。

 

勉強の方法はビジネス書を読むのもいいですし、手軽なオーディオ学習も効果的です。

 
 

Audible (オーディブル)

 
 

とにかく、常識を知ることです。

 

あなたの会社の常識は、疑ってください。

 

そもそも、どうして残業が多いのか、考えたことがありますか?

 

「効率化」ということをまったく考えていないからではないでしょうか。

 

根性論がまかり通っていて、違うやり方を試そうともしない。

 

残業代を出さずに、だらだらと非効率な業務を延々と続けているのです。

 

もしあなたが努めている会社に悪しき昭和気質が残っていたり、非効率な業務で残業を続けているのであれば、転職をおすすめします。

 

きちっと定時で仕事が終わると、当たり前ですが自分の時間が増えます。

 

プライベートを充実させるのもいいですが、これからの時代、自分の中身も磨いていかないと、生き残っていけなくなります。

 

読書はもちろん、気になるセミナーに行ってみる、副業をやってみるなど、投資を勉強してみるなど、知識や経験を増やしつつ、あなたの財産となるような行動を起こしていくといいと思います。

 

そうしないと、マジで時代に取り残されてしまうでしょう。

 

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そうお悩みの方も多いと思います。

 

そんな方におすすめなのが、転職エージェント。
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仕事をしっかり覚える前に会社を辞めてしまった方でも安心です。

 

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土曜日に転職支援セミナーが開催されているので、在職中でも活動が可能。

東京・名古屋・大阪・京都の4都市で行われます。

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もちろん、企業にはしっかりと取材済みなので、「せっかく就職したのにまたブラックだった〜!」なんてことはありません。

 

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転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

人手不足の声が各地で叫ばれているせいなのか、はたまたいまだ亡霊のように生き残っている年国序列や家父長制度的な価値観のせいなのか、ブラック企業はなくなってはいないようです。

私の知る限りでも、こんな事例があったりします。

 

 
 

・社員が全員辞めたせいで、バイトなのに店長代理に

・トイレに行くのは許可制

・30分前に出社したら、社長に「遅くね?」と言われる

・「なんで定時に帰るの?」と上司に言われる

・転職口コミサイトに「アットホームでいい会社です」と書かされる

・会社のゴルフコンペの馬券を強制的に買わされる

・なぜか国民年金に加入させられる

・毎日定時にタイムカードを押してから、残業を開始する

・残業を減らす会議を22:00から開始する

・毎月送別会

・残業しているのに社長から飲みに誘われ、断ると問題社員扱いされる

・「おっぱい触らせろ!」と平気でセクハラ発言する社員が、普通に定年退職できる

・昼食は外食できない

・自社のブラック自慢をする飲み会が毎週ある

 

…などなど、こんなトンデモ企業が令和の時代に存続しているという事実に脅かされます。

 

しかし、あえて厳しいことを言わせていただきます。

このようなブラック企業で、人として成長することは、ほぼないと思います。

ブラック企業で働いていて、苦痛を感じているのなら、即刻辞めるべきです。

 

なぜか?

あなたの本来持っているあなたの能力が、下がってしまうからです。

 

ブラック企業の社員は、イジメを受けている生徒と同じマインド

 

過度のストレスに晒されていたり、追い詰められた環境にいると、そこから脱却するのは非常に難しくなります。

視野が著しく狭くなってしまい、通常の思考能力や問題解決力、チャレンジ精神が奪われてしまうからです。

ブラック企業で働いていると、最初は非常識な慣習に惑わされ、戸惑います。

しかし、それが常態化すると、あなたの中でもそれが常識になってしまう、つまり、視野が狭くなってしまい、不条理が当たり前になってしまうのです。

 

イジメを受けている児童も同様です。

嫌がらせをされても受け入れてしまい、抵抗する気力すら奪われる。

そうした強いストレスがかかる状況下ですと、本来持つ能力が抑制されてしまい、「自分の力はこの程度だ」と不当に過小評価してしまうのです。

 

この状況を脱出する方法ご紹介します。

 

自分本来の能力を取り戻すエクスペンシブ・ライティング

 

ブラック企業という不条理・非常識な環境内での生活を強いられると、自分を見失い、正常な判断力が低下してしまうというのは述べたとおりです。

それを克服するには、まず自分を客観視し、下がってしまった能力を元に戻す必要があります。

それを可能にするのが、エクスペンシブ・ライティング(筆記開示)です。

 

これは1980年代に生まれた心理療法で、不安や鬱、ストレスケア改善に効果があるといわれています。

これまでに数百を超える実証研究があるので、かなり信憑性の高い方法だと思います。

 

やり方は簡単。

その日に感じたネガティブな感情を書き込みます。

ノートや紙に書くのでもいいですし、PCでも大丈夫です。

10分〜20分くらいの時間でOK。

これを毎日続けます。

 

書き方としては、「上司にこんなこと言われた。ムカつく」と簡単に書いてしまうのではなく、もっと詳細に、誰のどんな言動によって、どんなふうに心が動いたのか記録してみましょう。

例えば、こんな感じで書いてみてはどうでしょうか。
 

上司の○○さんに「お前のために言ってるんだ、おれみたいに言ってくれる人はいないだろ?おれの若い頃なんてこんな甘くはなかったぞ」と言われた。ムカつく。いつも同じようなフワッとしたことしか言わないし、具体的にこうした方がいいとか、実践的な指示はゼロ。結果に対してのネガティブな感想しか言わない。こんな上司の下では働きたくないといつも思う。

 

こうした筆記の開始から数週間〜数ヶ月の間で、下記の効果が確認されています。

 

・不安の軽減

・鬱傾向の改善

・感情のアップダウンの改善

・幸福感の向上

・認知力(頭の回転力)の向上

・感情コントロールの向上

 

変わったところでは、夫婦関係が良好になるなどの効果も認められています。

まずは試しに1ヶ月間、日記感覚で付けてみるのも良いと思います。

 

ブラック企業に入社してしまった!

仕事内容もこの会社でしか通用しないものばかり…

一般的なスキルを身に着けていない自分は転職も、会社を辞めることもできない…。

 

こんな考えに捕らわれていたとしたら、相当重症です。

一度ネガティブな感情をぶちまけてみてみましょう。

 

本心を吐き出すことで、一定のストレスを解消することもできますし、忘れていたあなた本来の能力がよみがえってくるはずです!

 
 

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「転職したいけど、本当はどんな職種や業種が自分に向いてるんだろう…?」
そうお悩みの方も多いと思います。

 

そんな方におすすめなのが、転職エージェント。
担当のアドバイザーの分析や意見は、あなたの力になるはずです!

 

ポテンシャルの高い20代を求めている企業はたくさんあります。
あなたまだ、自分の適性に合った仕事に出会えていないだけなのです!

 

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第二新卒層や既卒向けの転職エージェント。

「自分はどんな仕事に向いているのかわからない」という人でも、「自分発見カウンセリング」で働く方向性が見えてきて、適性のある職種・職業を紹介してくれます。

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仕事をしっかり覚える前に会社を辞めてしまった方でも安心です。

 

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土曜日に転職支援セミナーが開催されているので、在職中でも活動が可能。

東京・名古屋・大阪・京都の4都市で行われます。

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もちろん、企業にはしっかりと取材済みなので、「せっかく就職したのにまたブラックだった〜!」なんてことはありません。

 

【DODAエージェントサービス】




 

業界トップクラスの転職エージェントサービス。

非公開求人数は8万件以上!

第二新卒層専任のアドバイザーが在籍しているので、キャリアが浅くても心配ありません。

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転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

そもそも、なぜ日本にはブラック企業が存在するのでしょうか…?

「ブラック企業大賞」などで晒され、「働き方改革」がメディアで取り上げられ、是正を勧めているのにも関わらず、ブラック企業はいまだ淘汰されません。

 

もちろん、淘汰にはそれなりに時間はかかるでしょう。

生産性や業務フローの改善は必至ですし、すべての面において効率化していかなくては、残業はなくなりません。

 

自分の仕事が終わっているのに「上司がまだ残っている」なんて理由でなかなか帰ることができないといった、日本人特有の奇妙なメンタリティの問題も大きいはずです。

 

しかし、ブラック企業がなくならない一番の理由は、私はコレだと思います。

ブラック顧客の存在です。

 

 

不条理な要求をする側も受ける側もブラック

 

「お客様は神様です」という言葉があります。

これを盾に、店員に非常識な要求をしたり、あろうことか土下座を迫る人すらいます。

 

これは企業間でも行われます。

夜遅い時間に「この資料、明日の朝まで作って」と命令したり、「システムの仕様を変更するので、料金据え置きですぐ直して」といったわがまま過ぎる要求を平気でする会社=ブラック顧客はまだまだたくさん存在します。

 

言っておきますが、お客様は決して神様ではありません。

提供されたサービスに対価を支払う対等なビジネス関係に過ぎません。

 

(「お客様は神様です」は、歌手の三波春夫さんの言葉です。本来は「お客様は神様だから何でも言うことを聞く」という意味合いではありませんが、ここでは省きます。)

 

そこを、なぜか 業者<顧客 の関係性でとらえてしまう人々が日本には一定数いるらしく、それが業者に対する無謀な要求につながっていると思います。

 

そして、この無謀な要求に「ハイ、喜んで」と頑張ってしまう会社が、ブラック企業なのです。

 

ブラック顧客は、仕事欲しさに何でも言うことを聞き、そして断ると次はないのではないかと恐れる企業を狙っています。

逆にいえば、法外な要求ばかりするブラック顧客は、まともな企業からは相手にされないのです。

まともな企業は、条件に見合わない仕事はきっぱり断ります。

 

無茶な要求を飲んでしまうブラック企業も、自分たちで完結できない仕事であれば、業者に二次発注することになります。

このようにして、ブラック企業はブラック顧客となり、負の連鎖となっていくのです。

 

ブラック企業から抜け出すにはプロのアドバイスを

 

ブラック企業から抜け出せない理由は、いろいろあると思います。

 

ヤバイ上司なので、辞めたら何かされそう。

自分が辞めたら、他の社員に迷惑がかかるし、恨まれそう。

辞めたとしても、何のスキルもない自分はどこも採用してくれないのではないか…。

 

特に新卒で入った会社が最悪にもブラック企業だとしたら、その会社しか知らないわけですから、何が普通で何が異常なのか、判断がつかないとかもしれません。

 

そんなときは、転職のプロに相談するのが近道です。

 

若年層専門の転職エージェント「ハタラクティブ」は、ブラック企業で苦しんでいる20代の相談にも丁寧に応じてくれます。

 

残業代・給与の未払い、休日返上などのトラブルがある場合も、適切な対処方法をアドバイスしてくれるでしょう。

 

ブラック企業からいち早く抜け出す。

これは、この世の中からブラック企業をなくすための、大いなる一歩です。

 
 
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「転職したいけど、本当はどんな職種や業種が自分に向いてるんだろう…?」
そうお悩みの方も多いと思います。

 

そんな方におすすめなのが、転職エージェント。
担当のアドバイザーの分析や意見は、あなたの力になるはずです!

 

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それぞれのエリアの企業動向に密着しているのが強み。

もちろん、企業にはしっかりと取材済みなので、「せっかく就職したのにまたブラックだった〜!」なんてことはありません。

 

【DODAエージェントサービス】




 
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非公開求人数は8万件以上!

第二新卒層専任のアドバイザーが在籍しているので、キャリアが浅くても心配ありません。

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転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

またしても、痛ましい事件が発覚しました。

 

NHKの女性記者(当時31)が、2013年7月に心不全で死亡。

14年に過労死として労災認定されていたことがわかりました。

死亡直前1ヶ月間の時間外勤務は、159時間。休日はたったの2日間だったといいます。

 

 

亡くなったのは、05年に入局した佐戸未和さん。

13年6月の都議選や同7月の参院選を取材し、参院選投開票日の3日後、死亡。

発見されたときは、携帯を握りしめた状態で自室のベッドに横たわっていたそうです。

 

それにしてもなぜ、3年も前に起こった過労死事件を今になって公表するのか。

他人のスキャンダルや不祥事は我先と報道しますが、身内の不都合な事実はなるべく表沙汰にしたくないというマスコミの隠蔽体質が透けて見えてきます。

 

マスコミの最悪な労働環境

 

2015年末に起きた電通新入社員・高橋まつりさんの過労自殺事件がマスコミで大々的に報道され、政府が進める「働き方改革」の認知度も広まり、労働時間問題が話題に上ることも増えてきました。

 

しかし、この問題を取材していた新聞記者は、内心「とても電通のことを言えたもんじゃない」と思っていたそうです。

新聞社自体が、電通に勝るとも劣らない長時間労働を強いられているからです。

 

全国紙の新聞記者は、入社後すぐに地方の社会部に配属され、警察担当、別名「サツ回り」を任されます。

毎日発生する事件情報が集中する警察署で取材力を鍛え、記者としての経験を積むという訳です。

 

担当しているエリアで事故や災害、事件が起きれば、どこにいようが何時だろうが現場に出向かないといけない。いつ、何が起きても出動できるよう、担当エリア付近に部屋を借りているのです。

旅行などはもってのほか。移動の自由がないのです。

 

毎日締切に追われ、やっと校了したかと思えば、次のネタを探さなければなりません。

ジャーナリストや評論家といった関係者と会食し、終電で帰ることができる日は珍しいといった有様。

 

体力・精神ともにクタクタで頭が働かない状態でなんとかこなしている…。ほとんどうつ直前で働いている記者も少なくないといいます。

 

慣習、制度、意識…多面的な改革が必須

 

マスコミや広告系は、仕事内容的にどうしても労働時間が長くなりがちな傾向があることは事実です。

しかし、だからといって過労死してしまうほどの労働環境は、改める必要があります。

 

よく言われているのは、「ワークライフバランスを気にするのであれば、うちの会社(マスコミ・広告業界)に来なければいい」ということ。

 

これはある意味一理あるのかもしれません。

しかし、そのために体を壊してしまったり、精神を病んでしまったりしてしまったとしたら、それは間違いなく会社側の責任です。

 

いくらハードな仕事といえども、健康的な生活を犠牲にするような労働環境のままではいけません。改善するのが会社としての責務です。

 

どの業界もそうですが、優秀なスタッフほど多くの仕事の依頼が来ます。

そうした出来るスタッフが仕事を抱え込みすぎ、心身ともに疲れ果ててしまい、結局会社を去っていってしまうのであれば、それは会社の損失でしかありません。

 

現在、マスコミ業界も、時間外労働問題を報道する側の自己矛盾にようやく気づき始めた、さあどうしよう、という段階のような気がします。具体的な解決策は、何もありません。

 

慣習、制度、意識など、様々な側面で改革が必要です。

マスコミや広告業界を志望している方は、転職しようとしている先の会社がどういう労働環境なのか、よく調べてから面接を受けたほうが良さそうです。

 
 
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「転職したいけど、本当はどんな職種や業種が自分に向いてるんだろう…?」
そうお悩みの方も多いと思います。

 

そんな方におすすめなのが、転職エージェント。
担当のアドバイザーの分析や意見は、あなたの力になるはずです!

 

ポテンシャルの高い20代を求めている企業はたくさんあります。
あなたまだ、自分の適性に合った仕事に出会えていないだけなのです!

 

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第二新卒層や既卒向けの転職エージェント。

「自分はどんな仕事に向いているのかわからない」という人でも、「自分発見カウンセリング」で働く方向性が見えてきて、適性のある職種・職業を紹介してくれます。

ビジネスマナー講座や模擬試験など、就活に必要なサポートも充実。

仕事をしっかり覚える前に会社を辞めてしまった方でも安心です。

 

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マイナビが運営する20代に特化した転職エージェントです。

土曜日に転職支援セミナーが開催されているので、在職中でも活動が可能。

東京・名古屋・大阪・京都の4都市で行われます。

それぞれのエリアの企業動向に密着しているのが強み。

もちろん、企業にはしっかりと取材済みなので、「せっかく就職したのにまたブラックだった〜!」なんてことはありません。

 

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第二新卒層専任のアドバイザーが在籍しているので、キャリアが浅くても心配ありません。

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転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

2017年3月、ひとりの新卒新入社員が過労自殺しました。

新国立競技場の建設工事に下請けとして従事していた監督(23)です。

ご存知のとおり、新国立競技場は2020年東京オリンピック・パラリンピックでメイン会場となる予定です。

競技場のデザインがなかなか決まらず、予定より1年ほど遅れて着工したため工期が短縮され、過密なスケジュールをこなしていたとされています。

 

オリンピックの意義とは?

 

なぜ、こんなに若く、前途ある若者が犠牲にならないといけないのか。

オリンピックとは、誰かの犠牲の上に成り立つものなのか。

そんなイベントに、一体何の意味があるのか。

 

オリンピックの意義とは何なのでしょうか。

スポーツを通じた青少年教育の奨励?

スポーツにおけるフェアプレー精神?

スポーツを文化や教育と融合させる試み?

 

そのために、一人の若者の尊い命が奪われてしまったのです。
 

もちろん、オリンピック自体はそれなりに意義のあるものなのでしょう。

だからといって、準備段階において誰かが犠牲になっていいというものではありません。

それは、国の責任であり、施工会社の責任であり、働き方の意識の問題でもあるかもしれません。

 

そう思いつつも、私はこうも感じてしまいます。

なぜ、自分の命をもっとも大切なものだと考えなかったのか、と。

 

 

仕事の責任より大切なもの

 

悪いのは、決して彼ではありません。

新卒1年目の経験の浅い社員に重役を課した下請け会社、そして工期優先のプレッシャーを与え続けた施工会社が悪いに決まっています。

 

しかし、彼にも逃げる道があったはずなんです。

すべてを放ってしまい、会社を辞めれば良かったのです。

 

それができず、職務に対する責任感に押しつぶされてしまい、逃げるよりも自らの命を断ってしまったのでしょう。

 

でもそれは、人として生きる責任から逃れている、ともいえると思います。

どちらの責任が大切なのか、答えは自明です。

 

激務に疲れ果て心が病んでしまい、正常な判断がつかなかったのかもしれません。

そうなる前に、生きるための判断と行動に移せば、結果は違っていたと思います。

 

この建設会社の男性が亡くなる1月ほど前、女優の清水富美加が突然引退宣言をし、宗教団体に出家する騒動がありました。

 

映画のプロモーションやテレビの仕事に穴を開ける事態となり、多くの芸能関係者からバッシングを受けつつ、所属事務所の契約終了とともにメディアから消えていきました。

 

多数のバラエティやドラマ、映画に出演し、そして情報番組のMCの座もつかんだというのにもったいないなと思いましたが、彼女にとって「出家」という決断は、人として生きるために必須だったのかもしれません。

 

水着の仕事が嫌で嫌で仕方なかったとか、そういうコメントを残していたように記憶しています。芸能の仕事が自分の資質に会わないことに悩んでいたのでしょう。

 

あの時点で所属事務所を辞めていなかったら、ひょっとすると彼女はもっと残念な決断をしていた可能性も考えられます。

 

出家することが良いことなのか、悪いことなのか、私には判断がつきません。

ただ、彼女が潰れてしまう前に別の方向に進めたことは、とりあえず良かったと思います。

 

逃げる勇気

 

さて、あなたの仕事は楽しいですか?

職場環境は快適ですか?

 

100点満点ではないかもしれませんが、それなりに仕事が楽しく、それほど嫌な職場でもなく、明確な転職する理由がないのであれば、その仕事を続けていけばいいと思います。

 

しかし、「会社は死ぬほど嫌だけど、自分が辞めたら他の社員に迷惑がかかるから辞められない」と少しでも思っているとしたら、要注意。

 

嫌なことをしていたり、嫌な環境に身を置いていると、あなた自身が蝕まれていきます。心が病んでしまうかもしれません。

 

そんな環境からは、逃げるに限ります。

あなたが途中で辞めたら、確かに現場は多少混乱するでしょう。

しかし、大丈夫です。何とかなるもんです。

何とかならなかったら、それまでです。

あなたが取り返しのつかない選択をする以上に、悲劇的な状況になることはありません。

 

まず、自分を守ること。

 

嫌で嫌でたまらない職場にいる人は、今すぐ会社を辞めましょう。

結局、自分の身は自分で守るしかありません。

そのために必要なのは、勇気です。

 

それができない、という人もいます。

「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由(ワケ)というマンガがあります。

 

https://feely.jp/54545/

 

ブラック企業に努めていると、その会社の常識に支配されてしまい、心が病み、正常な判断がつかなくなってしまうという内容です。

そういうことってあるんだ、と知っていれば、もし自分が同じ境遇にいた場合に思い出すことができるかもしれません。

 

他に会社はいくらだってあります。

転職アドバイザーも、たくさんいます。

話を聞いてみるだけでも、視野が広がると思いますよ。

 

どうしても会社を辞めたくなった20代にお勧めの転職エージェント5選

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

『ドラゴンクエストⅪ』が発売されたようですが、某企業で「ドラクエをクリアするため。」とした有給休暇申請書がツイートされ、話題となっています。

 

 

ツイートした上司の方は「色々考えた結果承認した。」そうです。

「理解のあるいい上司だ」なんて思ってはいけません。これはいくつか問題がはらんでいます。

 

 

まず、会社の申請書が公になってしまうことは、コンプライアンス上の問題があります。「取得者の名前を隠せば大丈夫だ」と思ったのかもしれません。しかし、ツイート主はプロフィールに所属会社名と役職まで記載しているので、容易に社名が判別できてしまいます。社内申請書を安易に公開する会社に対し、不快感を示す取引先もあるでしょう。

 

そして、そもそも有給休暇に理由を問うこと自体が間違っています。

 

「ドラクエをクリアする」ことが問題なのではない

 

有給休暇は労働者の権利であり、会社側は与える義務があります。権利行使の制限は違法となります。

 

有給休暇は、何に利用してもいいというのは当然で、そもそも理由を聞かれる筋合いのないものです。会社側は「ドラクエをクリアする」という理由を承認するのではなく、有給休暇の取得を無条件で承認しなければいけないのです。

 

ただ、有給休暇取得の時季は考慮しなくてはなりません。労働基準法では、会社側に「時季変更権」が認められており、その事業所に重大な損失を与えるようなタイミングで申請を出された場合は、他の日に与えることができるとされています。

 

実際には、それぞれのプロジェクトのスケジュールや、他の社員との関係を考慮した上で、有休取得の日程を決めていくのが穏便かと思います。

 

とはいえ、ただでさえ取得しづらい有給休暇。2020年までに70%の取得率という政府目標も非現実的で、日本では「有給休暇は労働者の当然の権利」という企業文化が根付くのはまだまだ遠い未来というのが実感かもしれません。

 

そういった風土だと、有給休暇申請書に「事由」欄がすぐになくなるとは考えられません。

 

「ドラクエをクリアするため。」などと、ど正直に書く必要はないと思いますが、「所用のため」と記入すれば充分です。

 

もし、あなたの会社が有給休暇取得の理由を執拗に聞き出したり、病欠や冠婚葬祭以外の理由で休めなかったりしたら…?

 

それは完全にブラック企業です。

労働基準監督署に相談するか、もしくは、労働環境の整った会社に転職することをおすすめします。

 



転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

教師の長時間労働がいろいろと問題になっています。授業と部活動の両立が難しく、長時間労働になることが多いのが現状。しかも、部活動手当は4時間従事して3600円しか支給されません。教師こそがブラック職業の最たるものだと主張している人もいるくらいです。

 

 

朝日デジタルのアンケートによると、部活動は前例や慣習、保護者の希望などによって長時間になりがちであり、それが長時間労働に影響していると考えている教員が多いという結果が出ています。

 

 

「土日も含めて長時間練習は当たり前という伝統があり、前例を覆すことが難しい」と嘆く教師や、「子供が毎日部活の練習でくたくたになって帰宅し、勉強どころではない」と心配する保護者も多いのにもかかわらず、日本にはびこる前例主義や同調圧力が隠然と影響していることが伺えます。

 

一方で「一生懸命部活動に打ち込むのは貴重な経験で、それをブラック企業と結びつけるのは短絡的」とする意見や、「企業は部活動を通して身につくストレス耐性を備えた人材を求めている」といった声もありました。

 

「働き方改革」よりも必要なこと

 

生徒には早朝、夕方、土日も休まず練習をさせ、教師は通常授業に加えて部活の指導、手当はわずかといった状況は、長時間労働で薄給のブラック企業と同質と言わざるを得ません。こうした長時間練習を助長する考え方がまだまだ根強い教育環境では、部活動の体制を変えていくのは時間がかかりそうです。

 

もちろん、部活動で得られる体験は、素晴らしいものも多いと思います。練習に打ち込み、チームワークを学び、大会で結果が出たときや、悔しい思いをするのも得難い経験といえるでしょう。しかし、部活動が適切な休みなく続けられていたとしたら問題です。

 

どうしてこのような悪しき体質が改まらないかというと、やはり、長時間練習をすることによって根性を身に着け、社会に通用する人格がつくれるという幻想があるからだと思います。根性を身につけるという幻想からは、指導者や先輩によるイジメが発生する土壌もつくられているでしょう。

 

ブラック企業撲滅を目指し、政府主導で「働き方改革」を進めています。それも一定の効果はあるかもしれませんが、中学・高校での部活動が日本独特の「根性礼賛主義」をつくっていたとしたら、それこそ改めるべきことだと思います。

 

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

今は空前の売り手市場で、「ブラック企業」とレッテルを貼られてしまうと人材が集まりません。このような状況をしっかり認識している企業では、残業や残業代の支払などは労働基準法を順守し、それを必死でアピールするケースすらみられます。

 

ところが、こともあろうに入社後、「うちの会社は年俸制だから、残業代はでないよ」と平気な顔で言う企業もあるそうです。それって、アリなんでしょうか?

 

 

そもそも、年俸制は月給制とどう違うのでしょう?

実は、法律的には賃金決定の時間的単位が「年」であるというだけ。それが「月」であれば月給制だし、「日」であれば日給制、「時」だと時給制となります。

 

ですので、月給であろうと年俸であろうと、残業が発生した場合、企業はその分の賃金を支払う義務が当然あるわけです。

 

「年俸制≒成果主義」は大きな勘違い

 

ここでちょっと、年俸制について考えてみましょう。

 

厚生労働省の就労条件総合調査(2014年)によると、年俸制を導入している企業の割合は9.5%。2006年の同調査では17.3%、2010年では13.4%ということで、年俸制を導入している企業は年々減少しています。一方、企業規模が大きいほど導入している割合が高いこともわかっています。

 

月給制の企業で働いていると、あまり年俸制のイメージがわかないかもしれません。大企業?外資系?成果主義?といったちょっとハードルが高そうなイメージや、ボーナスや残業代は出ないのでは…??などというデメリットを思い浮かべてしてしまう人もいるでしょう。

 

もちろん、労働基準法では「毎月1回以上の支払の原則」がありますので、年俸制でも12分割、もしくは年2回のボーナス月を想定して14分割で支払われるケースが一般的です。

 

年俸制≒成果主義のイメージがついてしまいがちなのは、スポーツ選手の報酬が年俸制だからでしょう。年俸は成績に大きく左右されます。代理人を伴い、評価を巡って所属チームと交渉するスポーツ選手の姿は、テレビでもお馴染みです。

 

そうした背景もあるせいか、日本では年俸制と成果主義をセットにしている企業が多いのも事実。これは、大手企業などが年功序列から成果主義に移行しやすいように、給与の支払と評価制度をいっぺんに変更したためだと思われます。

 

つまり、月給制を維持しながら成果主義に変更するより、成果主義と親和性の高い年俸制にしてしまったほうが反発が少ないという企業側の戦略にまんまと乗せられているのです。

 

しかし、勘違いしてはいけません。年俸制だからといって、時間外労働手当を支払わなくていいなんてことはありません。企業は年間での評価額にプラスして、規定の時間外労働手当を支払う義務が当然あります。

 

ただ、気をつけなければいけないのは、年俸額に「みなし残業」が含まれている場合。仮に「みなし残業60時間」となっていたら、月60時間以内の残業代は支給されないということになってしまいます。これは、月給制でも同じです。

もし、あなたが現在働いている企業や、これから転職しようと狙っている企業が年俸制の場合は、会社の規定をよく調べてみたほうが良さそうです。

 
 

【ハタラクティブ】

キャリアが浅く、自分一人で転職先を探すのは難しい若年層の就職支援に特化。


 

【マイナビジョブ20's】

専任のキャリアアドバイザーがしっかりサポート。土曜日に東京・名古屋・大阪で転職支援セミナーが開催されています。

転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

就活や転職活動をするにあたり、「入社した会社が実はブラックだったらどうしよう」という不安はつねにつきまといます。その会社に知り合いでもいれば情報を仕入れることはできますが、大概は自分でネットなどで調べるしかなく、実情はなかなか入社してみないとわからないものです。

 

 

求人サイトに「残業ナシ」と書かれているだけで「とりあえず良い会社」と決めつけるのは危険です。ワークライフバランスはバッチリだとしても、超ブラック企業というのは存在します。

 

それはどんな会社かというと…

 

  • 残業はないけれど、誰も逆らえないお局様がいる
  • 残業はないけれど、上司の意見に反対しただけで仕事を全部奪われた社員がいる
  • 残業はないけれど、人間関係がドロドロ
  • 残業はないけれど、テレアポ1日10件取れないと反省文を書かされる
  • 残業はないけれど、社内不倫が横行している

 

求人広告に現れるブラックすぎるワード

 

いくら定時に退社できたとしても、こんな会社に何年もいられる人は、なかなか強靭な精神の持ち主ですw。やはり、人間関係が良好で、やりがいのある仕事でないと続かないものです。

 

会社の方針に反対した人が部署を異動されるケースは、実際にけっこうあります。バリバリに仕事ができる人だったのですが、異動先ではほとんど仕事が与えられず、いわば生殺し状態、なんてことがありました。

 

仕事がないと「ラッキー!」と思うかもしれませんがw、朝9時から夜6時までやることがまったくないとしたら、どうでしょう。副業をさせないためにPCすら取り上げられると、本当にやることがなくなってしまいます。人は必要とされなくなると、かなり精神的にツライものです。結局、その人は仕事を奪われた数カ月後に退職してしまいました。

 

確かに会社の実情は、入社してみるまではわかりません。面接官も会社のイメージを悪くするようなことは絶対言わないでしょう。

 

それでも、求人広告の内容でブラック企業を見抜くことは可能です。
「残業ナシ」、「定時退社」といった甘いワードを過度にうたっている企業は、ブラック度が高いと見ていいでしょう。

 

そういう会社は元から社内の雰囲気が悪く、離職率が高い傾向にあります。ですから飛びつきやすい甘い言葉で応募者を引っ張ってくるしかないのです。

 

求人広告にブラック体質が見て取れることもあります。条件面や仕事内容だけでなく、会社が何を訴えているのかを注意深く読み取ることで、ブラック企業入社を防ぐことができます。

 



転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?