転職アドバイザーの佐藤クリスです。
現在の転職市場は大変な賑わいをみせており、まだまだ売り手傾向は続くと予想されます。
「いくら求人を出してもなかなか人が集まらない」と嘆く企業の人事担当が多いのも事実。求職者にとっては選択肢が増えて望ましく、企業側にとっては人材不足が続く悩ましい、といった状況です。
「今こそ転職のチャンス!」なのですが、ちょっと冷静に考えてみましょう。いくら人手不足といえども、誰でもいいわけではありません。あなたは企業が欲しがるようなスキルを持っていると自信を持っていえるのでしょうか?
正直、人気の事務職の転職はキビシイ
転職サービスのDODAの調査によると、転職求人倍率の高い業界は以下の通り。
1位 IT・通信業 5.90倍
2位 接客サービス業 2.93倍
3位 メディア業 2.72倍
4位 医療サービス業 2.55倍
5位 メーカー 1.74倍
また、職種別の倍率は、
1位 IT技術職 7.62倍
2位 専門職 5.17倍
3位 電気技術職 4.44倍
4位 建築系技術職 4.16倍
5位 営業職 2.68倍
となっており、業界・職種ともIT関連業がダントツに求められています。続いて医療や電気、建築といった専門性の高い分野が並んでおり、専門スキルを持った即戦力のニーズが高いことが見て取れます。
しかし、転職相談者の多くは、一般事務職と営業職。事務職と営業職といえば、なかなか専門スキルつきづらいのが正直な印象です。ちなみに、「事務・アシスタント系職種」の求人倍率は、0.25倍。けっこう足りていますねw。
とはいえ、営業職はまだまだ需要がありそうです。「上司や先輩がムカつく」「もっとキャリアアップをしたい」という人は、転職に前向きになってもいい状況です。
特に20代ですと専門知識や経験を問われることは少なく、ポテンシャル採用をする企業が多くあります。
営業職に向いていないとわかったら、IT技術者に!
新卒で入社して営業職をしていくなかで、「自分は営業向いてないのでは…」と感じている人も多いのではないかと思います。営業職独特のノリについていけない、飲み会がやたら多い、精神論を押しつけてくる上司がいる、ネチネチした性格の意地悪なクライアントに理不尽な要求をされている…といった悩みを抱えながら日々鬱々と業務をこなしている人もいるでしょう。
もし、これ以上続けていくのはムリと思うのなら、いっそのこと需要の高いIT技術者へ転身してしまうのも一つの手です。
未経験でもIT企業に就職できる「ウズウズカレッジ」
株式会社UZUZが運営する「ウズウズカレッジ」は、研修を行いながら書類選考なしで合同面接に参加できる既卒・第二新卒向けの転職サービスです。ここの特長は、知識ゼロの未経験者を研修でITスキルを身につけさせ、面接できるレベルにまで持っていってまうところ。
【ウズウズカレッジ】
はじめに説明会に参加し、研修の概要を聞きます。受講することになったら、さっそく研修に入ります。コースは下記の3つ。
・ハイブリッドコース 期間:5週間
→まったくの未経験者がITエンジニアや営業になるための研修
・ITエンジニアコース 期間:4週間
→まったくの未経験者がITエンジニアになるための研修
・営業コース 期間:4週間
→まったくの未経験者が営業になるための研修
ITスクールなどに通ってエンジニアを目指す人もいますが、はっきりいって、そんな必要はありません。ウズウズカレッジを利用すれば、無料で講義を受けられ、しかも企業と面接までできてしまうという、至れり尽くせりのサービスといえるでしょう。
「ウズウズカレッジ」を利用するには、会社を辞めなければならない!
ここでひとつ注意点。
以前「退職してからじっくり転職活動を…では絶対に成功しない訳」という記事を書きました。これはこれで間違っていないのですが、ウズウズカレッジを利用するとなると、研修プラス面接でみっちり4週間は必要です。在職中の人は、退職するしかありません。
ただ、本気でITエンジニアを目指し、会社を辞めてからITスクールを3ヶ月ほど受講し、卒業して何のサポートもなく就活する…といったコースよりも、無料のIT研修を受講し、サポートされならがら企業の面接を受けられるウズウズカレッジを利用したほうが賢い選択といえます。
退職前にウズウズカレッジの説明会に参加し、在職中であることを打ち明け、個別に相談してみるのもひとつの手でしょう。「他社の20倍サポートに時間をかけます」とうたっているので、きっと親身になって話を聞いてくれるはずです。
「ウズウズカレッジ」評判は…?
ひょっとしたら「株式会社UZUZ」という怪しげな社名が引っかかる…なんて人がいるかもしれませんw。良い部分を挙げるとすると、ベンチャー企業ですので前例にとらわれることなく、社長や社員も若く、熱いサポートが期待できるというところでしょうか。
紹介してくれる会社は、IT企業や営業職が中心です。「事務職を希望したのにIT系の求人を紹介された」なんて声があるようですが、それは仕方ありません。なんせ、事務系の求人倍率は0.25倍ですので…。
人工知能にIoT、フィンテックといったように、これからはITの知識や技術が必須となってきます。知識ゼロでもITの分野にチャレンジできるのは、20代の強みでもあります。
自分を変えるのは、自分の意思の力がまず必要。大きな決断が、あなたの新しい未来を切り開きます。