転職アドバイザーの佐藤クリスです。
厚生労働省の公表によると、平成28年度の大学新入社員の平均初任給は203,400円となっており、前年を0.7%上回る過去最高となっております。各種保険料や所得税、住民税などいろいろ引かれて、手取りでもらえる平均は16万円ほどでしょうか。
「え〜、そんなもらってないよ!」
なんて方もいるかもしれません。手取り13万円なので夜コンビニでバイトしようと考えている人や、10万円ちょっとしかもらえてないので友人との外出を控えている…という声もあります。
あなたがブラックじゃない、まともな企業に勤めているのであれば、思い切って2〜3時間残って残業代を稼いでみましょう。先輩や上司に「何か手伝うことないですか?」と自ら仕事を増やすのです。やる気があると思われ、あなたへの高感度も上昇します。
仕事を増やすのは正直面倒です。ただ、最初の1ヶ月間は、そうやってあえて仕事を増やし、毎日残業する習慣をつけていきましょう。1ヶ月もそれが続くと、周囲はあなたのことを「毎日残業する人」と自然に認知するようになります。そうなったらシメたもの。自分から仕事を増やすのを止め、定時より2〜3時間過ぎたくらいに業務が終わるよう、わざと仕事のパフォーマンスを下げるのです。
ここで注意しなければいけないポイントがあります。あなたは「毎日残業する人」なので、いろいろと仕事を頼まれやすい状態になっています。1ヶ月間の何でも引き受ける期間が過ぎたら、今度は本当に忙しくならないよう、適切に断る習慣をつけましょう。毎日遅くまで残っているあなたが「忙しいから」と言えば、発注した社員も納得するはずです。
ただ、この方法で残業できたとしても、イマイチ仕事をした達成感や充実感は得られないかもしれません。給料と仕事内容に満足がいかないのであれば、転職を考えるのもひとつの方法です。
転職はキャリアコーディネーターに相談しよう
転職サイトを眺めて職探しもいいですが、本当に自分の資質に見合う職種や職場環境を見つけるのは至難の業。そこで頼りになるのが、転職をサポートしてくれるキャリアコーディネーターの存在です。
リクルートキャリアが運営する「就職Shop」は、利用者の9割が20代を占める若者向けの転職サービス。
ここの特徴は、キャリアコーディネーターがあなたの要望や経験をヒアリングし、適切な企業に書類審査なしで紹介するシステムを採用していること。自分で企業を探し、書類を書いて…という手間が省けるので、スピーディな職探しが可能です。
もちろん、100%取材済の企業の求人なので、労働環境がヒドすぎる…なんてことはありません。業種や職種も多種多様なので、やりたい仕事や業界の中から、あなたに最適な企業を紹介してくれます。
仕事で悩みが出てきたとき、専門家から様々な職種や業界の話を聞いてみるだけでも、視野が広がり、いい勉強になると思います。