転職アドバイザーの佐藤クリスです。

 

面接の最後で「何か質問ありますか?」って必ず聞かれますよね?

私も中途採用の面接をしますが、大抵聞きますw。

なんかこれを聞かないと、面接を終えられないんですよね。締まらないというか…。

 

ここぞとばかりにノートを広げていろいろ質問する応募者もいれば、「う〜ん」と考え込む応募者もいます。

「何でもいいですよ」と水を向けると、5割の確率で「残業は月にどのくらいですか?」と質問しますw。

いやあ、そりゃ、気になりますよ。残業時間。私だって定時に帰りたいですもん。

 

でも、残業時間や休日など労働条件をストレートに聞いてしまうと、「こいつやる気ないな」と思われてしまうのも事実。

 

今回は、面接の最終質問「何か質問ありますか?」のときに聞きづらい残業時間や休日、給料といった労働条件をさらっとさり気なく聞く方法をお教えしましょう。
 

 

繁忙期の質問から普段の残業時間を割り出す

 

間違っても「平均残業時間はどのくらいですか?」なんて聞いてはいけません。

 

「御社の繁忙期はいつですか?」

 

と聞きましょう。

繁忙期というのは、その会社の業務内容やクライアントに直結する質問なので、いろいろな情報を引き出せます。それに乗じて普段の残業時間も聞いてしまおう、という方法です。

 

例えば、こんな感じでしょう。

 

応募者「御社の繁忙期はいつでしょうか?」


面接官「3月決算のクライアントが多く、年度予算を消化させるためその時期に受注が集中しますね」


応募者「なるほど。夜遅くまでお客様にご提案したりするのでしょうか?」


面接官「クライアントは基本定時終了ですので、ご案内は業務時間内ですね。その後の書類作成などが重なってくるイメージですかね」


応募者「やはり終電になってしまうことも多いんでしょうねぇ」


面接官「いやいや、そこまではないですけど、8時9時までかかってしまうこともありますね」

 

繁忙期の質問から、スムーズにその時期の業務時間を聞いてみましょう。

ここでのポイントは、「覚悟」を伝えることです!
 

「残業って9時頃までですか?」なんて言ってしまうと、「こいつ早く帰りたいだけやん」と思われること必至ですw。

 

ここは「仕事をやりきるまで働く覚悟がある」ことをアピールすることが大切。

これによって、面接官の本音が引き出せるわけです。

 

例文のように、繁忙期でも8時9時くらいの残業であれば、普段はほぼ定時と予測がつきます。

 

面接官に違和感を与えないことがコツ

 

これが「繁忙期は終電になることもある」という展開であれば、どうなるでしょうか。

 

応募者「やはり終電になってしまうことも多いんでしょうねぇ」


面接官「そうですね。扱う件数が多くなってしまいますので、どうしても夜遅くまで対応しないと間に合わなくなってしまいますね」


応募者「なるほど。そうなんですね。普段も遅くなることも多いんですか?」


面接官「普段はそこまで遅くはならないですね。遅くても9時くらいですかね。状況にもよりますけど」

 

繁忙期は終電になってしまうこともしばしば、という展開であれば、普段の業務時間の質問が出ても面接官は違和感を覚えず、スムーズに話が進みます。

 

残業時間は応募者にとって大変気になる条件ですが、それをストレートに聞いてしまうと、面接官にあまり良い印象を持たれません。

 

大切なのは、話の流れでスムーズに聞くこと。

何でも自分の素を出して正直になればいいわけではありません。

ある意味誘導尋問的な方法ですが、自然な会話の流れを作り出すことがポイント。

面接官の立場を考慮しつつ、本音を引き出すと合格率はグッと上がります。

 
 

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