転職アドバイザーの佐藤クリスです。
求人広告を定期的に見ていると、複数の転職サイトに掲載されていたり、常に募集をかけている企業があります。
こういった企業は、ほぼ間違いなくブラックだと思っていいでしょう。
なぜ頻繁に求人を出しているかというと、それは離職率が高いからですよねw。
離職率が高いということは、社員を大切に扱っていないということの裏返しでもあります。
若い社員がハメを外している写真は要注意!!
広告の内容を見てみると、「夢」「希望」「絆」「社会貢献」「仲間」「やりがい」…といった口当たりのいいワードがやたらと強調されていないでしょうか?
すぐ社員がやめてしまう企業など、まともではありません。
ですから、社内の実情など書けるわけがないのです。
そうなると、印象のよい抽象的な言葉を引っ張りだし、無理やりイメージアップを図るしかなくなってきます。
写真もよく見てください。
社員がやたら楽しそうに仕事していたり、あるいは社員旅行でビーチでハメを外しているような写真を掲載せている企業は要注意。
人は文字よりも、ビジュアルに目が行ってしまう傾向があります。
単純なイメージ操作ですね。
楽しそうな写真と口当たりのいい言葉で、新卒のあなたを巧妙に誘っているのです。
ブラックかホワイトか? 不安だったら転職エージェントに相談
こういった企業は、給与が高かったりします。
25万円〜45万円、などと給与に幅があって上限が高く設定されていたり、月収例が20代で800万円近かったりする場合もあります。
もちろん、誰だって給料の高い会社に就職したいのは当然です。
しかし、よく考えてみてください。
新卒で入社してまだまともなキャリアを積んでいないあなたに、企業が平均年収以上の評価をするでしょうか?
そこで「弊社では研修制度が充実しているので、初心者の方でも稼げるようになります」みたいなことが書かれていたとします。
「そうなんだ! 経験の少ない自分でもできる!」
と思ってまたブラック企業に入社し、またまた退職し…を繰り返すと、本当にどこにも就職できなくなります。
ここは失敗を繰り返す前に、転職のプロに一度相談することをおすすめします。
非公開求人を豊富に抱えている転職エージェント
「ハタラクティブ」「マイナビジョブ20s’」「就職Shop」などは、キャリアの浅い20代に特化した転職エージェント。
新卒で入社して数ヶ月で辞めてしまった、という人でも親身に相談に乗ってくれます。
第二新卒層を募集している企業を紹介してくれるのはもちろん、非公開求人を出している企業をたくさん抱えているので、自分で探すよりもはるかに有利です。
しかも、登録から紹介まで完全に無料なので、利用しない手はありません。
紹介されたからといって絶対に面接しなければならないなんてことはありませんし、面接してちょっと違うと感じたら、あなたのほうから断ったって何の問題もありません。
転職を考えたら、とりあえずは20代向けの転職エージェントに登録することをおすすめします。