転職アドバイザーの佐藤クリスです。
新卒で入社した会社を辞める決心をしたら、次は退職の理由を考えなければなりません。
退職理由なんて自分自身ではわかりきっているとは思いますが、まさか「こんなクソみたいな会社辞めてやる!」と上司に暴言を吐いて辞めるわけにいきませんよねw。
今働いているのがブラック企業であれば、なおさら円満退職するべきです。
円満退職しないと転職で不利になる!
会社との関係が悪いまま辞めてしまうと、転職しづらくなる可能性があります。
転職先の会社が、以前務めていた会社に電話して業務態度を確認するケースがあるのです。
険悪な状態のまま辞めてしまっていたら、転職先の会社にあなたのことをケチョンケチョンに言う人もいるかもしれません。
トラブルを抱えて退職してしまうと、履歴書にキズがつく以前に、今後の転職が難しくなってしまいます。
そんなリスクを避けるためにも、会社批判は絶対NG。
お互いにしこりを残さずに辞められるよう、スムーズに退職できる方法を考えるべきです。
退職するときにはホンネを言うべからず!
新卒が会社を辞めるホンネはこんなところでしょうか。
- 1 上司・先輩・同僚との人間関係がキツイ
- 2 残業が多すぎる、体がキツイ、残業代が出ない
- 3 目標を達成できずにいて、社内で居場所がない
- 4 商品や業務内容がまったく社会貢献になっていない
- 5 思っていた仕事内容と現実が違いすぎた
退社の旨を上司に告げる際、これらのことをそのまんま言ってはいけません。
なぜか?
引き止められるからです。
1 →「先輩は辛く当たるかもしれないが、それはおまえのことを思って…」などと見当違いなことを言われる。あるいは、配置換え、部署異動を提案される。
2 →「みんな我慢してここまでやってきたんだ。もう少しがんばろう」などと見当違いなことを言われる。あるいは、1日くらい有給を取ることを許可される。残業代は給与に含まれていると言われる。
3 →「そんなことはない!みんなおまえのことを心配しているんだ!もっとサポートを強化しよう!」などと見当違いなことを言われる。
4 →長々と説教される。
5 →長々と説教される。
去る者追わずという体質の会社もありますが、大抵は引きとめようとします。
それはそうです。
採用にあたってはそれなりに会社は時間とコストをかけていますし、新卒となればなおさらです。
あと、退職者が多いと上司の管理能力が疑われてしまうので、それを避けるためにも是が非でも辞めさせない場合もあります。
ホンネを押し通せば、ケンカ別れは避けられません。
「とにかく辞めたい!」という気持ちは、充分わかります。
しかし、ケンカ別れはリスクがあるばかりでなく、あなた自身のためにもなりません。
これからホワイト企業で活躍するためにも、しっかりと手続きを踏んだ上で退職できる力を身につける必要があると思います。
…とはいえ、新卒が会社を辞める方法は、普通の企業とブラック企業とで違ってきます。
その具体的な方法をお教えします。
⇒新卒が辞めるときの具体的な理由[普通〜ちょいブラック企業編]
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